1.

論文

論文
Kazue, Hirai ; Kanda, Kiyoko ; Hosokawa, Mai ; Takagai, Junko ; 平井, 和恵 ; 神田, 清子 ; 細川, 舞 ; 高階, 淳子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.43-49,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【目的】日本人がん患者が表現する倦怠感の感覚を明らかにし, その特徴を明らかにする. 【方法】入院または通院中の日本人がん患者400名を対象に自由記載による質問紙調査を行い質的分析を行った. 【結果 】全237コードから身体的感覚, 精神的感覚, 認知的感覚, 言葉にできない感覚の4コアカテゴリが抽出された. 【考察】身体的感覚は「身体に知覚される不快な感覚,身体機能の低下,身体コントロール感の喪失に特徴づけられる感覚」, 精神的感覚は「心身の活動に対する意欲や気力の低下, 精神的安寧の阻害に特徴づけられる感覚」,認知的感覚は「思考や集中力の低下に特徴づけられる感覚」,言葉にできない感覚は,????他者に理解できるような表現のしにくい感覚」と説明された.日本人がん患者の表現する倦怠感は「エネルギー欠乏に関連した機能状態の低下および不快さに特徴づけられる主観的で多次元的な感覚」と説明でき日本語圏外での先行研究に一致した. 続きを見る
2.

論文

論文
中里, 郁美 ; 岡村, 郭美 ; 内田, 有美子 ; 松本, 則子 ; 佐野, 彰彦 ; 女屋, さと志
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.76-76,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
3.

論文

論文
恩田, 千栄子 ; 古池, きよみ ; 上野, 裕美 ; 石崎, 政利 ; 武井, 智幸 ; 千木良, 直子 ; 増野, 貴司 ; 成瀬, 智美 ; 富岡, 徹 ; 鈴木, 遥香
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.77-78,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
4.

論文

論文
小和田, 美由紀 ; 登丸, 真由美 ; 角田, 明美 ; 藤本, 桂子 ; 二渡, 玉江 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.79-80,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
5.

論文

論文
金澤, かるみ ; 長岡, 優子 ; 村上, 廣野 ; 南本, るみ子 ; 黒岩, 宏美 ; 中沢, まゆみ ; 羽鳥, 裕美子 ; 塩田, 麻希子 ; 井手, 正樹 ; 佐藤, 優
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.297-298,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
6.

論文

論文
藤田, 弥生 ; 堀越, 真奈美 ; 茂木, 真由美 ; 山根, 正之 ; 川俣, 綾 ; 小野, 一美 ; 小川, 妙子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.304-305,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
7.

論文

論文
田中, 俊行 ; 春山, 幸子 ; 小保方, 馨 ; 土屋, 道代 ; 須藤, 弥生 ; 岩田, かおる ; 阿部, 毅彦
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.84-84,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
8.

論文

論文
高橋, 佳子 ; 高橋, 育
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.85-86,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
9.

論文

論文
山鹿, 隆義 ; 秋山, 淳二 ; 黒岩, 幸司
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.91-91,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
10.

論文

論文
原, 祥子 ; 武居, 明美 ; 瀬山, 留加 ; 高井, ゆかり ; 角田, 明美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.509-514,  2011-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
11.

論文

論文
宇佐美, はつ子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.440-440,  2011-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
12.

論文

論文
稲野, 利美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.231-231,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
13.

論文

論文
小板橋, 博文
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.231-232,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
14.

論文

論文
細野, 章子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.233-233,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
15.

論文

論文
武田, 智子 ; 高橋, 佳子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.234-234,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
16.

論文

論文
京田, 亜由美 ; 瀬山, 留加 ; 神田, 清子 ; 二渡, 玉江 ; 須永, 知香子 ; 深澤, いく子 ; 坂田, みゆき
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.236-236,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
17.

論文

論文
加藤, 孝子 ; 横谷, 直美 ; 大久保, 雄彦 ; 海瀬, 博史
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.247-247,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
18.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 武居, 明美 ; 新井, 香 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  59  pp.351-356,  2009-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】がん患者の家族は, 患者と同様に現状や将来に関して悩み, 苦悩している. そこで本研究の目的は, がん患者の家族を対象としたこれまでの介入研究 の成果を集約し, Priority Symptom Management (PRISM) Levels of Evidenceの基準に従い分類しながら整理することで, 動向と今後の課題を明らかにすることである. 【対象・方法】データベースはPubMed, CINAHLを用い, 2000年~2009年3月を検索期間とした. 検索用語は, "family of cancer patient", "educational intervention" または "psychology intervention" と特定し, Nursing Journalで制限をかけ, 抽出論文にハンドサーチを加えた. それらを集約し, RopkaらPRISMを参考に, エビデンスレベルの分類を行った.【結果】分析対象論文は27文献であり, エビデンスレベルは高い方から順に, 1: 2件, 2: 8件, 3: 14件, その他: 3件であった. 【結 語】 Jeannieらの先行研究と比較すると, 2000年以降の介入研究では, (1)十分な無作為化, (2)アウトカムの測定に信頼性のある尺度を採用している, (3)家族をシステムととらえた介入モデルを描いている点で発展がみられた. 続きを見る
19.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 石田, 和子 ; 中島, 陽子 ; 吉田, 久美子 ; 角田, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.31-38,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん患者の日常生活動作(Activities of Daily Living 以下ADL)は,病状の進行に伴い\n低下し,終末期にお いてはそれまでの自立した生活を維持することが困難となる。しかし,ほ\nとんどの患者はできる限り自分のことは自分でやりたいと願っているため,自尊心の低下が起\nきないよう援助する必要がある。そこで本研究の目的は,大学病院の一般病棟で終末期を過ご\nしたがん患者のADL が障害されてからの生存期間を診療録や看護記録から明らかにした。さ\nらに,患者や家族の希望が最後の時まで保たれるような生活支援について検討を行った。\n対象者は,大学病院の一般病棟でがんにより死亡した患者42名とし,診療録に記載された医\n師,看護師などの記録から,対象者の移動,排便,排尿,食事,水分摂取,会話,応答の能力\nが障害された時期をデータとして収集した。\nその結果,すべてのADL は死亡日が近づくにつれて低下していたが,死亡5日前ごろから\n障害を抱える対象者の数は顕著に増加していた。障害を受ける期間の長いADL としては移動,\n排便,排尿があげられ,食事,水分摂取は死亡5日前,応答,会話は死亡1日前に障害を抱え\nる対象者が多かった。\n終末期がん患者は会話や応答の機能が比較的最後まで維持されるため,患者の希望や反応を\n確実に把握し,患者自身の自律性を損なわないようなかかわりが看護支援の基盤を形成すると\n示唆された。 続きを見る
20.

論文

論文
細川, 舞 ; 平井, 和恵 ; 皆川, 理穂 ; 高階, 淳子 ; 武居, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.63-70,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】がん治療として,化学療法を受けている患者と放射線療法を受けている患者の\n倦怠感を比較し,治療による特徴を明らかにすることを 目的とした。【対象と方法】A大学病\n院・B病院に入院・外来通院中の化学療法を受けている患者と放射線治療を受けている患者を\n対象とした。対象者にCancer Fatigue Scale(CFS)を使用し自己記述式質問票調査を実施し\nた。同時に一般的背景と,倦怠感に影響を与えていると考えられている症状をあわせて17項目\nを調査した。【結果】対象者は化学療法患者148名,放射線療法患者87名であった。CFS 総合\n得点は,化学療法患者は平均23.4点(SD9.0),放射線療法患者は平均21.2点(SD9.1)であり\n有意差はなかった。CFS 下位尺度得点においても治療間での有意差はみられなかった。それ\nぞれの調査項目間での有意差があった項目はPS,疼痛,発熱,不眠,孤独感,呼吸困難,が\nんの部位の7項目であった。しかし治療間での交互作用があったものは発熱のみであった。\n【考察】本研究の結果より,放射線療法を受ける患者は発熱により倦怠感が増強することが明\nらかにされた。これは,放射線療法は局所治療であり治療部位により倦怠感出現に差があるも\nのの,発熱症状により倦怠感が増強したと考える。化学療法患者では発熱の有無にかかわらず\n倦怠感は強い。しかし,両治療群ともにCFS 総合得点はカットオフポイントである19点以上\nを呈しており,今後は強い倦怠感を有する群での治療別による倦怠感の特徴を明らかにするこ\nとが必要である。 続きを見る
21.

論文

論文
平井, 和恵 ; 高階, 淳子 ; 石田, 和子 ; 細川, 舞 ; 田村, 遵一 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.189-195,  2008-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】治療期/慢性期のがん患者, および非がん初診患者(総合診療部外来初診患者のうち, がんの既往\nや疑いのない者) の倦怠感を比較し, 各々の特徴につ いて考察する. 【対象・方法】質問紙調査. 倦怠感は\nCFSを用いて測定し, 倦怠感以外の症状として発熱・嘔気・下痢・睡眠障害・疼痛・呼吸困難の有無を問う\nた. 有効回答が得られたがん患者283名, 非がん初診患者353名を分析の対象としt検定を行った. 【結\n果】がん患者ではその他の症状の有無により倦怠感に有意差があったが, 非がん初診患者では発熱と睡眠\n障害がある場合のみ有意差があった. 非がん初診患者は, その他の症状の有無に関わらず倦怠感は日常生活\nに著明な支障を表すレベルにあったが, 主訴に挙げた者はわずか4.8%であった. 【結語】がん患者の倦\n怠感は, その他の症状のコントロール状況が反映する. 非がん初診患者は主訴に挙げなくても倦怠感が強い\nことを考慮する必要がある. 続きを見る
22.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 石田, 和子 ; 中島, 陽子 ; 吉田, 久美子 ; 角田, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  28  pp.51-59,  2008-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん患者の終末期におけるせん妄発症率は,68~90%であり,さまざまな精神症状を呈\nすることで,患者や家族のQOL を低下させる一 因となっている。そこで本研究の目的は,せ\nん妄を呈したがん患者の満たされないニーズを明らかにし,必要な看護支援の検討における基\n礎的資料とすることとした。\n対象者は,がんにより死亡した患者のうち,せん妄症状を呈した30名とした。データ収集は,\n診療録に記載された医師,看護師の記録から対象者のニーズに関連した記載を抽出し,集計を\n行なった。\nその結果,せん妄を発症したすべての対象者が臨終前には何らかの満たされないニーズを抱\nえていたが,その出現頻度には偏りがみられた。疾患による差異は認められなかったが,複数\nの満たされないニーズを抱えていた者は他臓器への転移を認める患者であった。特に出現頻度\nの高い満たされないニーズはコミュニケーションであり,53.3%であった。原因は情動障害や\n失見当識などによる重度の意識障害などであり,出現時期はそれぞれ平均死亡12.0日前であっ\nた。また,呼吸や睡眠も47.0%と高い頻度で満たされないニーズとなっていたことが明らかと\nなった。\nせん妄を呈する終末期がん患者はコミュニケーション障害を抱える場合が多いため,基本的\nニーズを枠組みとしたアセスメントが有用であると考えられた。また看護師は,患者が自らの\n思いをいつまでも伝えられる手段として言葉をしたためることも大切であることを認識し,折\nに触れて伝えることも重要であることが示唆された。 続きを見る
23.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 吉田, 久美子 ; 田邉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.43-53,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,手術不適応,あるいは転移やがんの増悪を診断され,化学療法を開始\nした消化器がん患者が,副作用や期待する治療効果が得 られなくとも化学療法を受ける意思決\n定を行った要因について明らかにし,必要な看護支援の検討を行なうことであった。\n対象者10名に対し半構成的面接法によるデータ収集を行い,質的分析を行った結果,64のコ\nードから18のサブカテゴリー,4のカテゴリーが形成された。\n明らかとなった意思決定要因のうち,≪がん治療に対する認識≫≪ソーシャルサポート≫≪\n建設的な志向≫は,自己の内生を源としているため,それらに基づく意思決定は自発的であっ\nたと考えられた。一方で,≪自分の力だけでは変えられない境遇≫はジレンマを抱えた状況で\nあり,自己効力感や希望の喪失が生じていたことから,自発的な意思決定行為を弱化させてい\nたと推察された。\n化学療法を受ける患者は,治療が一回で完結するものではないため,意思決定機会が何度と\nなく訪れていた。患者が自発的な意思決定を継続的に行うためには,そのプロセスに寄り添い\nながらも,結論に至った自己決定を肯定的に評価し得る前向きな要因を成立させる看護介入の\n必要性が示唆された。 続きを見る
24.

論文

論文
赤石, 三佐代 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.35-42,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究は,放射線治療を受けるがん患者の生活再構築のプロセスを明らかにし,看護支援を検討することを目的とした。初めて放射線治療を受けた 患者で,研究参加の同意が得られた者10名に,治療の開始時点・中間時点・終了時点に半構成的面接調査法,参加観察法を用いて調査し,質的帰納的に分析した。対象者別分析後,生活再構築プロセスの分析を行い,その後タイプ別分析を行った。対象者の生活再構築に向けてのプロセスの共通性を検討した結果,【初期の反応】【取り組みの姿勢】【副作用の認知】【生活の再構築】【終了時の反応】という5つの局面が認められた。これらの局面から個人プロセスを比較すると『生活不変感情楽観型』(3名),『生活不変感情依存型』(3名),『生活縮小感情前向き型』(3名),『生活縮小感情抑制型』(1名)の4つのタイプに分けられた。これら生活再構築局面における個々のタイプを理解し,放射線治療を続けながら生活の再構築ができるよう支援していくことが重要であることが示唆された。 続きを見る
25.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 吉田, 久美子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.61-70,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,がん患者の社会的側面が,病状の進行に伴いどのように変化し,患者を取り巻く環境の中で「社会的自己存在」をどのように認識 しながら生きているかを記述することで,社会的苦痛に対する看護介入の示唆を得ることである。研究デザインは,社会的側面が個人の生き方やそれまでの軌跡に関連したものであるため,個別事例の質的記述を選択した。調査方法としては,定期的な外来受診日の様子観察と,社会的側面が大きく変化したと予想される病状や治療効果についての説明があった時に面接を行った。その結果,A氏は社会的側面として,(1)""家族も私も藁をもつかむ思い""に象徴された『家族社会の中心にあった「社会的自己存在」』,(2)""泣きたくなったら,家族の前で素直に悲しむ""に象徴された『ありのままを受入れられた「社会的自己存在」』,(3)""またコーラスに参加する自信がついだ""に象徴された『がんと共存しながら広がる「社会的自己存在」』,(4)""生きていく意味が分からない""に象徴された『役割喪失により希薄化した「社会的自己存在」』という4つの変化を体験していたことが明らかとなった。さらに,がん患者の全人的QOLの維持,向上のために必要な社会的苦痛への看護介入としては,(1)患者と同じ社会に属するメンバーが環境を調整できるよう,指導的,情緒的支援を行う,(2)療養環境の中で患者が「社会的自己存在」を認識できるような人間的つながりを形成する,の2つが考えられた。 続きを見る
26.

論文

論文
武居, 明美 ; 伊藤, 民代 ; 狩野, 太郎 ; 小野関, 仁子 ; 前田, 三枝子 ; 堤, 荘一 ; 浅尾, 高行 ; 桑野, 博行 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  55  pp.133-139,  2005-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景と目的】外来化学療法を施行しているがん患者の不安を把握する目的で調査を行なった. 【対象と方法】A病院外来点滴センターに通院中で同意の得られた男性33 名女性48名, 平均年齢58.6±10.0歳の81名を対象とし, STAI質問紙を用いて調査した. 【結果】不安得点は男性より女性が高く, 非乳がん患者より乳がん患者が, 60歳以上より60歳未満が有意に高かった. また診断からの年数では, 1年未満より1年以上が, PSが良い者より悪い者が高かった. 【結論】外来で化学療法を受けているがん患者は正常成人と比較し, 状態不安得点が高かった. 不安得点が高くなる要因として, 5つの項目が明らかになった. 今後は不安内容を特定すること, 不安得点が高くなる要因がある患者への優先的な援助, 実践的援助法をシステム化してスムーズに対応していくことが課題である. 続きを見る
27.

論文

論文
伊藤, 民子 ; 武居, 明美 ; 狩野, 太郎 ; 石田, 順子 ; 前田, 三枝子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.69-76,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は外来点滴センターで化学療法を受けているSTAI状態不安得点が高いがん患者の不安内容を把握し,効果的な看護支援を検討する ことである。対象はA病院外来点滴センターにて,化学療法を受けている患者で,そのうち状態不安が高得点だった患者44名に対して半構成的面接を行った。患者ごとに面接内容を記録し不安内容について質的帰納法を参考に分析した。1文章を1コードに整理し,意味内容の類似性によりサブカテゴリー,カテゴリーに分類した。その結果,【症状に対してのコントロール不足】【日常生活の負担感】【再発・悪化へ 続きを見る
28.

論文

論文
赤石, 三佐代 ; 布施, 裕子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.77-84,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,初めて放射線治療を受けるがん患者の気持ちと,対処行動を明らかにし,看護支援を検討することである。研究対象は,研究参加 に同意の得られた放射線治療を始めたばかりのがん患者13名で,半構成的面接法及び診療記録からデータ収集をした。質的帰納的手法により患者の気持ちと対処行動に関する言語をコード化し,類似性に沿ってサブカテゴリー・カテゴリー化へと抽象化した。その結果は以下のようにまとめられる。1.始めて放射線治療を受ける患者の気持ちとして【治りたいという希望と決意】【放射線治療をしている自己存在の再認識】【安心できるケアの提供への期待】【疾患・治療・症状に対する不安】【治療を継続していく苦悩】の5個のカテゴリーが明らかになった。2.始めて放射線治療を受ける患者の対処行動として【がん疾患・治療を受け入れた積極的な問題解決行動】【がんと闘うための他者からの効果的な支援】【がん疾患・治療を受け入れなくてはならない諦め】【がんであるという現実からの逃避】【がん疾患・治療に対する行動・感情の抑制】の5個のカテゴリーが明らかになった。これらのことから,放射線治療開始時の看護援助としては,1.がんを告知されて放射線治療に臨んでいる患者の気持ちを理解すること,2.放射線治療の知識・情報・適切な技術の提供を十分に行い患者支援の促進に努めることが重要であることが示唆された。 続きを見る
29.

論文

論文
細川, 舞 ; 大野, 達也6 ; 清原, 浩樹 ; 藤田, 佳子 ; 佐藤, 智美 ; 田嶋, みち子 ; 森山, いづみ ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  24  pp.17-22,  2004-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん患者の倦怠感の頻度とその影響要因を明らかにするために, 同意の得られた入院患者47名を対象にCancer Fatigue Sca le(CFS), 倦怠感数値化スケール(Fatigue Numeric Rating Scale(FNRS)を使用し倦怠感を測定した。また倦怠感を引き起こすとされている検査データ(Hb, CRPなど)及び, 身体状況Performance Status(PS)などの影響要因を併せて調査し, それらの要因とCFS得点との関係を分析し以下の結果が得られた。入院がん患者では60.4%の患者が倦怠感を感じていた。CFS得点の平均は20.3点, 標準偏差7.5点であった。影響要因とCFSとの間には有意な関係がみられなかった。FNRSとCFSの間には有意な相関(n= 43, r= 0.494, p< 0.001)がみられた。以上の結果より, Cancer Fatigue Scale(CFS)での評価が困難と考えられる重症患者や, 高齢者に対して, 倦怠感数値化スケール(FNRS)が有用であることが示唆された。 続きを見る
30.

論文

論文
神田, 清子 ; 飯田, 苗恵 ; 狩野, 太郎
出版情報: 群馬保健学紀要.  21  pp.25-31,  2001-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は, 化学療法に伴うがん患者の味覚変化に対する看護者のアセスメントとその介入の実態を明らかにすることである。対象は, 全 国の500病院で働く病棟の副婦長1000名であり, 郵送法による質問紙調査を施行した。回収は634名(回収率63.0%)であり, 記入不備などを除く568名を分析した。味覚変化のアセスメントは, 「患者からの訴え」による方法がもっとも多く87.0%, 次いで「食事嗜好の変化との関連」57.6%であった。各項目に対する介入の割合は, アセスメントの割合に比べて低くなっていた。介 続きを見る
31.

論文

論文
神田, 清子 ; 飯田, 苗恵 ; 狩野, 太郎
出版情報: 群馬保健学紀要.  20  pp.13-20,  2000-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん化学療法を受ける患者に提供されている病院食の実態を把握することを目的に全国の250床以上の病院241施設を無作為に抽出し郵送法に より調査した.回収は171施設(回収率70.9%)であり,そのうち該当なし26施設を除く145施設について分析を行い以下の結果を得た.1.がん化学療法を受ける患者のために特別の献立を有している施設が52(35.9%)施設認められ,献立内容は加熱・無菌食22施設,化学療法食18施設,口内炎食15施設,個人対応食6施設,その他12施設であった.2.全施設ががん化学療法を受ける患者には特別な献立が必要であると回答していた.3.患者の食事ケアで取り組んでいる内容は看護サイドと栄養部門が連携をとり,食事がとれない患者に対応しているがもっとも多い記載であった.4.取り組まなければならない事柄としては,システムづくり,治療食としての献立設定,観察・介入・指導,環境づくりの4カテゴリーに分類された.多くの病院では積極的に食事ケアに携わっていたが,システムづくりや治療食としての口内炎食,嘔気・嘔吐食,味覚変化対応食などの献立設定が課題として残された. 続きを見る