1.

論文

論文
早川, 由紀 ; 大友, 智
出版情報: 群馬大学教育実践研究.  pp.107-117,  2010-03-15.  群馬大学教育学部附属学校教育臨床総合センター
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper
2.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 吉田, 久美子 ; 田邉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.43-53,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,手術不適応,あるいは転移やがんの増悪を診断され,化学療法を開始\nした消化器がん患者が,副作用や期待する治療効果が得 られなくとも化学療法を受ける意思決\n定を行った要因について明らかにし,必要な看護支援の検討を行なうことであった。\n対象者10名に対し半構成的面接法によるデータ収集を行い,質的分析を行った結果,64のコ\nードから18のサブカテゴリー,4のカテゴリーが形成された。\n明らかとなった意思決定要因のうち,≪がん治療に対する認識≫≪ソーシャルサポート≫≪\n建設的な志向≫は,自己の内生を源としているため,それらに基づく意思決定は自発的であっ\nたと考えられた。一方で,≪自分の力だけでは変えられない境遇≫はジレンマを抱えた状況で\nあり,自己効力感や希望の喪失が生じていたことから,自発的な意思決定行為を弱化させてい\nたと推察された。\n化学療法を受ける患者は,治療が一回で完結するものではないため,意思決定機会が何度と\nなく訪れていた。患者が自発的な意思決定を継続的に行うためには,そのプロセスに寄り添い\nながらも,結論に至った自己決定を肯定的に評価し得る前向きな要因を成立させる看護介入の\n必要性が示唆された。 続きを見る
3.

論文

論文
石田, 順子 ; 石田, 和子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.43-50,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />研究目的は,骨髄移植のドナーとなる意思決定要因を明らかにし,ドナーの意思決定を支える看護援助を検討することである。対象は,骨髄を提供 するドナー5名であり,半構成的面接法により,1回につき30分~1時間の面接を行った。面接は,骨髄を提供すると決意した過程について逐語録に起こし分析した。その結果,≪ドナーになることの決定要因≫,≪ドナーになることの不安要因≫の2カテゴリーが抽出できた。≪ドナーになることの決定要因≫は,<助けられるのは自分だけ><生きていてほしい><患者を気遣う><身内だから助けたい><ドナーとしての責任感>の5サブカテゴリーからなり,≪ドナーになることの不安要因≫は,<骨髄採取への不安><麻酔・処置への不安><自分が役に立つか不安><子どもに対する思い>の4サブカテゴリーからなった。骨髄移植のドナーになる意思決定はこの2カテゴリーのバランスで決まり,迷わずに決定することが明らかになった。以上のことから,ドナーになることを決意する過程においては,生きていてほしい思いやどうにか助けたい思いと共に,迷いや様々な不安が存在することが明らかになった。その中で看護師はドナーの気持ちを理解し,どちらを選択するのもドナーの自由であり,骨髄を提供することだけが援助ではないこと,他に提供できる援助を患者に提供することも重要であることを伝え,ドナーが後悔の無いよう援助することが大切であることが示唆された。 続きを見る