1.

論文

論文
中山, かおり 75a3df77ae63b6d85f7f5c01ec4a592c ; 臼田, 滋 ; 佐藤, 由美 ; 山田, 淳子 ; 沼田, 加代 ; 根岸, 恵子 ; 佐藤, 和子 ; 白井, 久美子 ; 齋藤, 泰子
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.71-78,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,「第1回高齢者パワーアップ教室」と「第3回高齢者パワーアップ教\n室」における「転倒予防自己効力感尺度」「身体機能測 定値」「転倒リスクアセスメント」「日\n頃の仕事や家事」「運動習慣」「転倒経験」の変化を明らかにし,山間過疎地域で生活する高齢\n者の転倒予防について,支援の方向性を検討することである。研究対象は,第1回と第3回の\n両方の「高齢者パワーアップ教室」に参加した14名である。調査内容は,身体機能4項目,骨\n密度測定,転倒リスクアセスメント14項目,転倒予防自己効力感尺度10項目,仕事や家事によ\nる身体活動,運動習慣,転倒経験である。\nその結果,日頃からよく身体を動かしており,移動能力の向上が認められたが,その一方で,\n転倒予防に欠かせない調整力が低下していることが明らかとなった。また,服薬や日頃からの\nサンダルやスリッパの使用で「転倒リスクあり」の割合が高いことが明らかとなった。このこ\nとから「調整力の維持・向上につながる運動プログラムの提供」「履物や服薬等による転倒予\n防の危険性についての情報提供」を盛り込んだプログラム実施の必要性が示唆された。 続きを見る
2.

論文

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沼田, 加代 ; 根岸, 恵子 ; 平良, あゆみ ; 佐藤, 和子 ; 臼田, 滋 ; 佐藤, 由美 ; 中山, かおり ; 齋藤, 泰子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.27-34,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】山間過疎地域である群馬県N村(高齢化率51%)において,高齢者の転倒予防を検討することを目的に,転倒と関連する運動実態を明ら かにする。【対象】N村MとS地区に居住する高齢者女性25名【内容】1.運動および転倒に関する状況,2.バランスおよび筋力測定,3.骨密度測定および歩数測定【結果】平均年齢は71.3±5.4歳であった。1.連動は「毎日する」が64%であり,内容は「歩く」と「体操」が多かった。転倒経験者は16%おり,転倒リスク者は24%であった。転倒予防自己効力感尺度では,「階段を下りる」と「でこぼこした地面を歩く」に「自信がない」との回答が多かった。2.バランスおよび筋力測定が,「いい状態」の割合は,片脚立位保持時間テストは56%,FRTは36%,TUGは96%,膝伸展筋力テストは4%であった。3.骨密度の健常領域は36%であった。平均歩数は7755.9±3118.9歩であった。【結論】筋力機能の低さや転倒のリスク者がいることから,地域の実情を考慮した個別の運動の推奨および転倒予防の支援の必要性が示唆された。 続きを見る
3.

論文

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佐藤, 由美 ; 沼田, 加代 ; 臼田, 滋 ; 長岡, 理恵 ; 浅川, 康吉 ; 佐光, 恵子 ; 矢島, まさえ ; 小林, 亜由美 ; 小林, 和成 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  24  pp.71-80,  2004-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】高齢者の転倒による寝たきり防止対策を検討することを目的に, 高齢者の運動実態と運動機能との関連を明らかにする。【対象】H町K 地区に居住する65歳以上の高齢者35名である。【内容】内容は, 1.運動および転倒に関する状況(基本属性, 日常生活における運動の頻度・内容, 転倒の経験の有無), 2.バランスおよび筋力測定, 3.骨密度測定, 4.歩数測定【結果および考察】対象35名のうち, 男性11名, 女性24名であり, 結果は次の通りであった。日常的な運動の内容は, 「歩く」が51.7%であった。運動を「ほとんどしていない」が40.0%であった。自宅で「じっとしていることが多い」人が42.9%であった。歩数の平均値は, 男性は5983±4913歩であり, 女性は4429±2252歩であった。男女ともに加齢とともに歩数が減少する。男性よりも女性で歩数が多いほど, 筋力や骨密度が高い傾向にあった。日常生活の中で歩数を増やすための対策を検討していく必要性が示唆された。 続きを見る