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Masubuchi, Hiroaki ; Suga, Tatsuo ; Kanbe, Masahiko ; Aizawa, Tomohiro ; Ueno, Manabu ; Hara, Kenichiro ; Aoki, Fumiaki ; Aoki, Nozomi ; Maeno, Toshitaka ; Kurabayashi, Masahiko ; 増渕, 裕朗 ; 須賀, 達夫 ; 神戸, 将彦 ; 相澤, 智弘 ; 上野, 学 ; 原, 健一郎 ; 青木, 史暁 ; 青木, 望 ; 前野, 敏孝 ; 倉林, 正彦
概要:
Journal Article<br />症例は 55歳女性. 2001年 1月より非特異性間質性肺炎に対してプレドニゾロンと免疫抑制剤による治療を行っていた. 2009年 10月,肺高血圧症の合併による労作時呼吸困難の増悪を認め.ボセンタ
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ンとシルデナフィルの治療を導入した.治療開始後,肺血管抵抗は著明に改善したが,呼吸困難はむしろ増悪し,症状の日内変動を認めた.この原因として,ボセンタンとシルデナフィルによる肺血管床の拡張により,換気・血流不均衡が増悪したことが考えられた.肺高血圧症は間質性肺炎の予後不良因子の一つである.その治療によって呼吸状態が改善することが示されている一方で,増悪する症例も報告されている.血管拡張薬は,慢性呼吸器疾患による低酸素血症に対する代償反応として生じている肺血管の収縮反応を解除することで,換気に関与しない肺胞への血流を増加させてしまい,換気・血流不均衡を増大させる,という機序が想定されている.間質性肺炎の治療において,合併した肺高血圧症への治療により呼吸状態が増悪する可能性を考慮しなくてはならない.
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原, 健一郎 ; 須賀, 達夫 ; 神戸, 将彦 ; 相澤, 智弘 ; 池田, 香菜 ; 上野, 学 ; 青木, 康弘 ; 倉林, 正彦 ; 清水, 雄至 ; 茂木, 充
概要:
application/pdf<br />Journal Article
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磯部, 全 ; 須賀, 達夫 ; 濱口, 重人 ; 原, 健一郎 ; 青木, 望 ; 青木, 史暁 ; 青柳, 香菜 ; 上野, 学 ; 前野, 敏孝 ; 倉林, 正彦
概要:
application/pdf<br />Journal Article<br />58歳女性.2004年7月より湿性咳嗽が出現した.胸部単純レントゲンで右中肺野にconsolidationを認め,喀痰よりAspergillus fumig
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atusが培養された.itraconazole(ITCZ)が投与され改善した.2005年10月,胸部単純レントゲンで増悪が認められたため,当院へ紹介受診となった.胸部CTで両肺に結節影,左B^3bに中枢性気管支拡張像を認めた.気管支鏡検査では左B^8に粘液栓を認めた.右B^3の気管支洗浄液からAspergillus nigerが培養された.以上よりアレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)と診断した.ITCZ単独治療を行ったところ,臨床症状は改善し,末梢血好酸球数,総IgEは低下,両肺の結節影は消失した.しかし,胸部CTで新たなconsolidationが出現したため,fulticasone propionate吸入を追加し,画像所見の改善をみた.ABPAではアレルギー・炎症,感染症の両面からの治療が重要と考えられた.\n\nA 58-year-old woman had a productive cough but not from bronchial asthma. A chest radiograph revealed infiltrative shadows in right middlelung field on September, 2004. Aspergillus fumigatus was detected in a sputum culture. She was treated with oral itraconazole. After the treatment, infiltrative shadows on her chest radiograph disappeared. On October 2005, her peripheral blood showed eosinophilla, a high serum level of total immunoglobulin E (IgE), and a chest radiograph revealed new infiltrative shadows in both lung fields. A chest computed tomography revealed multiple nodular shadows and central bronchiectasis. We detected a mucoid plug which showed a large number of eosinophils pathologically by bronchoscopy. Aspergillus niger was detected in a bronchial lavage fluid. We therefore made a diagnosis of allergic bronchopulmonary aspergillosis (ABPA). The decreases of peripheral blood eosinophils and a serum IgE level were recognized and multiple nodular shadows disappeared by reinstitution of itraconazole. However, a chest computed tomography revealed new infiltrative shadows. Therefore, we treated her with the concomitant administration of oral itraconazole and inhaled corticosteroid. All laboratory data and image findings were improved. It is critical to consider the both aspects of allergy and infection in the treatment for ABPA.
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青柳, 香菜 ; 前野, 敏孝 ; 上野, 学 ; 磯部, 全 ; 原, 健一郎 ; 土井, 宏 ; 青木, 康弘 ; 青木, 史暁 ; 青木, 望 ; 磯, 達也 ; 須賀, 達夫 ; 倉林, 正彦
概要:
application/pdf<br />Journal Article
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富澤, 由雄 ; 飯島, 浩宣 ; 田中, 司玄文 ; 須賀, 達夫 ; 伊藤, 知和 ; 中川, 純一 ; 砂長, 則明 ; 佐藤, 浩二 ; 久田, 剛志 ; 石塚, 全 ; 土橋, 邦生 ; 桑野, 博行 ; 倉林, 正彦 ; 中島, 孝 ; 森, 昌朋
概要:
application/pdf<br />Journal Article<br />症例1: 66歳, 男性. 喫煙歴, なし. 2003年1月, 原発性肺腺癌にて右中葉切除術施行. 2004年11月, 再発を認めたため上皮成長因子受容体
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(EGFR ) 遺伝子の解析を行った. 変異を認めたためゲフィチニブの投与を行ったところ腫瘍は著明に縮小した. 症例2: 73歳, 女性. 喫煙歴, なし. 2004年10月, 原発性肺腺癌, T4N2M1 stage IVと診断. 化学療法を行うも, 腫瘍の縮小を認めなかったため, EGFR 遺伝子の解析を行った. 変異を認めたためゲフィチニブの投与を行ったところ腫瘍は縮小した. 症例3: 51歳, 男性. 喫煙歴, あり. 2004年3月, 原発性肺腺癌, T4N2M1 stage IVと診断. 化学療法を行うも, 有意な腫瘍の縮小を認めなかったため, EGFR 遺伝子の解析を行った. 変異を認めたためゲフィチニブの投与を行ったところ3週後に間質性肺炎を合併したため投与中止となったが, 腫瘍の縮小を認めていた.
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