1.

論文

論文
笹岡, 邦典 ; 茂木, 健司 ; 狩野, 証夫 ; 神野, 恵治 ; 根岸, 明秀
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.317-324,  2008-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />著者らは1992年から2007年の16年間に当科を受診した, 顎口腔領域のLangerhans cell histiocytosisの5\n例(男性2名, 女性3名) を経験した. 初診時年齢は10ヶ月から65歳であった. 顎骨のみに病変が認められた\nのは3例であったが, 顎骨以外には肺と下垂体に認められた症例, 体幹部皮膚, 側頭骨および後頭骨に認めら\nれた症例が各1例認められた. 診断に関しては顎骨の画像所見等による臨床所見では確定は難しく, 病理組\n織学的診断が必須であった. 処置は病変の摘出掻爬のみ1例, 摘出掻爬に放射線照射の併用2例, 下顎骨切除\nと化学療法の併用1例, 化学療法単独1例と多様であった. 予後はおおむね良好であり, 本症により死亡した\n症例は認められなかった. 顎骨単発性病変でも, その後多発化や全身への波及の危険性を念頭に入れ, 慎重な\n経過観察が必要である. 顎口腔領域以外にも病変が認められる場合には化学療法を含め, 各科の協力による\nすみやかな治療が必要であった. 続きを見る
2.

論文

論文
笹岡, 邦典 ; 茂木, 健司 ; 神野, 恵治 ; 根岸, 明秀
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.147-151,  2008-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】先に著者らは各種含嗽剤を口内に貯留させることによる薬剤効果, 含嗽剤により含嗽すると\nいう機械的清掃行為が加えられた場合の一般細菌, カンジ ダを減少させる効果について検討, 報告した. 今回\nはさらにブラッシングの清掃効果について同様の研究を行った. 【対象と方法】対象は健常成人15名とし\nた. 方法はブラッシングのみ, 歯磨剤を使用したブラッシング, ブラッシング後7%ポピドンヨードにて15\n秒間含嗽を行い, それぞれの操作後の唾液を検体とし, 一般細菌, カンジダの培養後, コロニー数を比較した. \n【結果】一般細菌は, ブラッシング前では全例から検出された.ブラッシング後では73.3~84.6%で減少が\nみられた. カンジダは, ブラッシング前では23.1~33.3%に検出され, ブラッシング後では33.3~60%で減少\nしていた. これら3種類の口腔ケアの方法による効果を比較すると, ブラッシングのみよりも歯磨剤の併用\nまたはブラッシング後7%ポピドンヨード30倍希釈液にて含嗽した方が有効であると思われた. 【結語】\n第1, 2報の結果および今回の調査研究から, ブラッシング後7%ポピドンヨード30倍希釈液で含嗽する方法\nが細菌数を減少させるために最も有効と思われた. 続きを見る
3.

論文

論文
神野, 恵治 ; 茂木, 健司 ; 笹岡, 邦典 ; 根岸, 明秀
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.1-7,  2008-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】先に著者らは口内貯留による各種含嗽剤の薬剤効果を報告した. 今回は含嗽という機械的清\n掃行為が加えられた場合の一般細菌, カンジダを減少させ る効果について検討した. 【対象と方法】健常成\n人18名に対し, 水道水,薬用リステリン(R)(青色)原液, 2倍希釈液, 4倍希釈液, 薬用リステリン(R)(黄色)原液, \n2倍希釈液, 4倍希釈液, ポピドンヨード30倍希釈液, ハチアズレ(R), 3%過酸化水素水, ネオステリン・グリー\nン(R)50倍希釈液おのおの30mlを含嗽後の唾液を検体とし, 一般細菌, カンジダの培養後, 含嗽剤作用前後の\nコロニー数を比較した. 【結果】一般細菌は, 含嗽前では全例から検出されたが, 含嗽後では50.0~100%\nで減少した. カンジダは, 含嗽前では23.0~38.0%に検出され, 含嗽後では40.0~100%で減少していた. いず\nれも薬用リステリン(R)(青色) 原液, ポピドンヨード30倍希釈液の減少率が高かった. 【結語】含嗽剤を用\nいて含嗽することにより, 一般細菌, カンジダを減少させる効果が認められ, 特に薬用リステリン(R)(青色) 原\n液, ポピドンヨード30倍希釈液の効果が高かった. 続きを見る
4.

論文

論文
小田, 哲生 ; 笹岡, 邦典 ; 茂木, 健司 ; 樋口, 有香子 ; 山口, 徹 ; 神野, 恵治 ; 都丸, まゆみ ; 橋本, 由利子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.288-289,  2006-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
5.

論文

論文
高野, 美萌 ; 茂木, 健司 ; 飯村, 一弘 ; 山口, 元史 ; 石原, 宏一 ; 清水, 岳志 ; 神野, 恵治 ; 狩野, 証夫 ; 笹岡, 邦典 ; 根岸, 明秀
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.174-174,  2006-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
6.

論文

論文
外丸, 雅晴 ; 茂木, 健司 ; 笹岡, 邦典 ; 神野, 恵治 ; 山口, 徹
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.19-23,  2006-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景と目的】 口唇機能の簡便でかつ定量的な評価のため, 新しい口唇圧測定装置を開発し, 臨床応用の可能性について検証した. 【対象と方法】 口唇圧測定装置 は口唇圧センサーと圧力計から構成されている. 口腔機能に異常がないと診断された健常者40人 (男性20人, 女性20人, 平均年齢26.9±3.6歳) を対象にして, 口唇閉鎖時および口笛時の口唇圧を測定した. また, 下唇癌患者の術前・術後の口腔機能評価の一環として口唇圧測定を行った. 【結 果】 口唇閉鎖圧 (平均値±SD) は, 96±26 g/cm2 (男性104±31 g/cm2, 女性89±26 g/cm2) と男性の方が女性より約16%高かった. また, 口笛時の口唇圧は, 72±36 g/cm2 (男性81±40 g/cm2, 女性62±30 g/cm2) と同じく30%高かった. 【結 語】 本測定器は, 表情筋を支配する顔面神経の障害をもたらす各種の顎顔面領域疾患や, これらの疾患に対する手術後の機能障害を客観的に評価する際に有用であると考えられた. 続きを見る
7.

論文

論文
笹岡, 邦典 ; 茂木, 健司 ; 狩野, 証夫 ; 根岸, 明秀 ; 神野, 恵治 ; 清水, 岳志 ; 飯村, 一弘 ; 高野, 美萌 ; 田島, 亀夫
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  55  pp.310-310,  2005-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article