1.

論文

論文
桐生, 育恵 ; 小林, 和成 ; 矢島, 正栄 ; 小林, 亜由美 ; 大野, 絢子 ; 佐藤, 由美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.37-49,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】保確師が認識する保確指導に必要な能力とその修得状況, 修得意欲を明らかにする.【対象と方法】市町村保健師で, 3年以上生活習慣病予防に関する保 健指導に従事している者を対象に, 自記式質問紙調査を実施した. 保健指導の能力6領域41項目について, 能力の必要度, 修得度, 修得意欲を各5段階で尋ねた.【結果】281人に質問紙を配布し, 有効回答数は84人であった. 能力の必要度が高く修得意欲が高い項目は, コミュニケーション技術の活用, 行動変容ステージに合わせた支援であり, 修得度が低い項目は, 科学的根拠に基づいた教材の開発であった. また, 保健指導経験年数等が多い群の方が, 対象者のアセスメントや生活習慣予防に関する指導の能力の修得度が高かった.【結語】能力の必要度や修得意欲が高い能力, 修得度が低い能力を中心に研修会を企画することと, 保健指導経験などの個々のレベルを考慮して支援することの必要性が見出された. 続きを見る
2.

論文

論文
佐藤, 由美 ; 沼田, 加代 ; 臼田, 滋 ; 長岡, 理恵 ; 浅川, 康吉 ; 佐光, 恵子 ; 矢島, まさえ ; 小林, 亜由美 ; 小林, 和成 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  24  pp.71-80,  2004-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】高齢者の転倒による寝たきり防止対策を検討することを目的に, 高齢者の運動実態と運動機能との関連を明らかにする。【対象】H町K 地区に居住する65歳以上の高齢者35名である。【内容】内容は, 1.運動および転倒に関する状況(基本属性, 日常生活における運動の頻度・内容, 転倒の経験の有無), 2.バランスおよび筋力測定, 3.骨密度測定, 4.歩数測定【結果および考察】対象35名のうち, 男性11名, 女性24名であり, 結果は次の通りであった。日常的な運動の内容は, 「歩く」が51.7%であった。運動を「ほとんどしていない」が40.0%であった。自宅で「じっとしていることが多い」人が42.9%であった。歩数の平均値は, 男性は5983±4913歩であり, 女性は4429±2252歩であった。男女ともに加齢とともに歩数が減少する。男性よりも女性で歩数が多いほど, 筋力や骨密度が高い傾向にあった。日常生活の中で歩数を増やすための対策を検討していく必要性が示唆された。 続きを見る
3.

論文

論文
小河原, はつ江 ; 伊藤, まゆみ ; 遠藤, 文雄 ; 山勝, 裕久 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  24  pp.93-101,  2004-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />群馬大学医学部保健学科では「全人的医療」と「チーム医療」のキーワードの下に総合的で先進的な教育・研究を展開することを目的としている。 これらを体系的に学び, 実習するために「チームワーク実習」が平成11年4月からスタートした。平成15年3月までの4年間に行われた実習の成果を評価するため, 学生対象に毎年実施されているアンケート「学習到達度・自己評価」を集計し, 4年間の実習成果の推移, 学生に対する教育効果について検討した。概ね良好な評価を得ており, 初年度肯定的評価が低かった項目も年々評価が上向いていることがわかった。チームワーク実習について学生および受け入れ施設, および指導教官の中で, 実習の意味が認識され, 相乗的な努力の結果と思われた。 続きを見る
4.

論文

論文
佐藤, 由美 ; 長岡, 理恵 ; 沼田, 加代 ; 小林, 亜由美 ; 矢島, まさえ ; 錦織, 正子 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  23  pp.1-8,  2003-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【背景と目的】地域における健康づくり事業の基礎資料とするため,一農村地域の中高年者の健康状態と健康行動の実態を明らかにする。【対象と 方法】群馬県内一町(人口11,817人)において40歳から69歳の住民4,813人の1/3層化無作為抽出により,自記式質問紙調査を実施した。調査内容は,基本属性,身長,体重,治療中の疾患,身体的自覚症状,残存歯数,歯・口腔内の自覚症状,健診受診,健康関連学習の受講,食生活,運動習慣,睡眠,喫煙習慣,口腔ケア,地域活動への参加とした。各項目について,性別・年代別に分析した。【結果】有効回答1,463人(93%)で,男性49%,女性51%,40歳代29% 50歳代33%,60歳代38%であった。健康状態と健康行動に性・年齢階級別の特徴が見いだされた。性別では,女性は体重への関心が高く,食生活への注意実行や運動習慣がある人が多く,健康関連学習会への参加が多い傾向であった。飲酒・喫煙習慣者の割合が高いのは男性であった。年齢階級別では,年代があがるにつれて,ストレスは少なく,運動習慣と地域活動への参加が多い傾向であった。【結論】性・年代別の保健対策の必要性が示唆され,特に,男性と若い層に対する健康行動への支援を強化する必要性が認められた。 続きを見る
5.

論文

論文
長岡, 理恵 ; 佐藤, 由美 ; 沼田, 加代 ; 小林, 亜由美 ; 矢島, まさえ ; 鶴岡, 章子 ; 錦織, 正子 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  23  pp.9-16,  2003-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【背景と目的】地域における成人の健康づくり事業の基礎資料とするため,一農村地域の成人の健康状態と健康行動の実態を明らかにする。【対象 と方法】群馬県内一町(人口22,464人)において20歳から69歳の住民14,430人の1/5層化無作為抽出により,自記式質問紙調査を実施した。調査内容は,基本属性,身長,体重,治療中の疾患,身体的自覚症状,残存歯数,歯・口腔内の自覚症状,健診受診,健康関連学習の受講,食生活,運動習慣,睡眠,喫煙習慣,口腔ケア,地域活動への参加とした。【結果】有効回答2,495人(87%)であった。健康状態と健康行動に性・年齢階級別の特徴が見いだされた。性別では,男性は自分の体重の認識が適切であり,身体症状の訴えが少なく,治療している疾患も少ないが,飲酒・喫煙習慣者の割合が高かった。女性は,体重への関心が高く,食生活への注意実行や運動習慣のある人が多い傾向であった。年齢階級別にみると,20歳代は女性のやせすぎが多く,地域活動への参加は男女とも少なかった。 30歳代は男性のストレスを感じる割合が高く,40歳代では男女ともに地域活動への参加が多かった。 60歳代は男女ともに肥満が多く,運動をしている人の割合が高かった。【結論】本調査の結果より,男性では喫煙率が高く食生活への関心が低いなどの性差が,また,若年層では地域活動への参加が少ないなどの性・年齢階級別の特徴が見いだされ,健康づくり対策の必要性が示唆された。 続きを見る
6.

論文

論文
竹内, 一夫 ; 太田, 晶子 ; 松岡, 治子 ; 斎藤, 知子 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  23  pp.25-32,  2003-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />労働基準法等の改正により,今後女性労働者の勤務時間形態が大きく変化していくことが予想される。これらの健康影響を評価する将来の調査に備 え,現時点での女性労働者の不規則時間勤務と健康指標との関係を質問紙法により調査し,ベースラインデータを求めた。夜間の交代制勤務を含む電話番号案内業務に携わる女性労働者を調査対象とし,日勤のみの体制である一般企業の女性労働者と比較した。電話番号案内業務に従事する女性労働者243名,および対照群となる一般企業女性労働者142名,合わせて385名における質問紙調査の結果を集計した。勤務時間帯が日勤の中に収まるか,夜間にかかるかで対象者を「日勤群」と「日勤以外の群」に群分けし,対照群と単純集計結果を比較したところ,年齢構成や婚姻状況,職業上の身分,収入などの基本的な背景が大きく異なっていた。 同年代どうしの比較では,対照群に比べると,電話番号案内業務に携わる今回調査対象者は,抑うつ度がやや高く,作業制御(仕事コントロール)の低さが顕著であり,職場上司からの社会的支援が低かった。また,同じ電話番号案内業においても,「日勤群」が既婚者で家庭を持つものが多いためか,特に中年期以降の年代で,抑うつ度の高さ,作業制御(仕事コントロール)の低さや上司支援の低さにおける対照群との差が開く傾向が見られた。必ずしも不規則勤務そのものが精神的健康の憎悪に直結するとは限らないことが示唆され,家庭と職場との生活時間の整合性による影響を検討することも必要であると考えられた。 続きを見る
7.

論文

論文
神田, 清子 ; 常盤, 洋子 ; 大野, 絢子 ; 小泉, 美佐子 ; 小板橋, 喜久代 ; 伊藤, まゆみ ; 荒川, 千秋 ; 狩野, 太郎 ; 長岡, 理恵 ; 林, かおり ; 宮本, 美佐 ; 柳, 奈津子
出版情報: 群馬保健学紀要.  21  pp.77-80,  2001-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper
8.

図書

図書
研究代表者 大野絢子
出版情報: [出版地不明] : [大野絢子], 2000.3
シリーズ名: 科学研究費補助金基盤研究(C)(2)研究成果報告書
所蔵情報: loading…
9.

論文

論文
藤野, 文代 ; 森, 陽子 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  19  pp.91-96,  1999-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />乳癌術後における危機とエゴグラムとの関係を明らかにすることを目的として,乳房切除術を受けた患者90名を対象にして,危機の4段階につい て面接調査を実施し,さらにエゴグラムは郵送法にて調査を実施した。その結果,危機段階におけるエゴグラムタイプの割合はNP(養育的親)・A(大人)・FC(自由な子供)タイプに適応段階の割合が多く,CP(批判的親)・AC(順応した子供)タイプにおいて,適応段階の割合が少なくなっていた。また,パート職群・温存術群・家族癌経験群は適応段階の割合が多いことが明らかになった。本研究結果から今後の乳癌患者に対する効果的な危機介入が示唆された。 続きを見る
10.

論文

論文
藤野, 文代 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  18  pp.55-60,  1998-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />The purpose of this study was to investigate the crisis process and psychological adjustment in patients who have received mastectomy for breast cancer. The Subjects of this study were 50 patients, aged between 30 and 73 years. They were intervewed on the 続きを見る