1.

論文

論文
桑山, 貴志 ; 中村, 剛史 ; 亀崎, 豊実 ; 小谷, 和彦
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  67  pp.323-328,  2017-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />背景・目的:地域単位で地域包括ケアシステムの構築が求められている.一基礎自治体における在宅医療・介護施設の分布を同時に調査するとともに, この分布と地域での助け合いの関係性について検討する.方法:群 馬県渋川市を対象事例として,小地域ごとに在宅医療・介護の施設分布を,地理情報システムの手法で調査した.自治体からの公開データを用いて分析した.結果:在宅医療・介護を行う施設が両者ともに存在した小地域が84%で,両者のいずれかが揃って存在していない小地域は16%であった.両者の揃っていない地域では高齢化と過疎化の背景が示唆された.渋川市高齢者調査の回答をもとにすると,在宅医療・介護施設のいずれかが揃っていない地域では,住民同士の助け合いがあるとする割合が高かった.これらの地域では地域資源として住民の互助が潜在的に備わっていることが示唆された.結語:在宅医療・介護施設は多くの地域で共に分布しており, 両施設がない地域では互助的な地域資源が潜在していた.この結果は, 地域包括ケアシステムの構築を検討する上での一資料になり得る. 続きを見る
2.

論文

論文
白石, 卓也 ; 竹島, 太郎 ; 小谷, 和彦
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  67  pp.207-211,  2017-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />目的:ミネラルの豊富な温泉水を飲む飲泉は温泉療法のひとつである. 群馬県上野村にあるしおじの湯の温泉水はケイ酸を豊富に含んでいるため,健康保持・増進に寄与すると思われて地域住民に飲用されている.そこ で,この飲泉による健康関連指標に関する調査を行い, その効果について検証した.方法:飲泉習慣のない成人に対して飲泉試験への参加を公募した後, 飲泉群(80名) と飲泉しない対照群(31名) で比較検討した.飲泉群は,しおじの湯の温泉水500 mL を, 4週間に渡って1日3回(食間) の頻度で飲用した.飲泉期間前後で自己記入式質問票ならびにGastrointestinal Symptom Rating Scale (日本語版) を用いて健康関連指標の変化について評価した. 対照群にも飲泉群と同様に調査した.結果:飲泉群と対照群を比較したところ, 飲泉群には脱毛および便臭で有意なスコアの改善がみられた.結語:ケイ酸を含む温泉水(しおじの湯)の飲泉は,脱毛や便臭のような健康改善に寄与する可能性はあるが,これは予備試験の結果に過ぎず, ランダム化比較試験を行ってさらに検討していきたい. 続きを見る
3.

図書

図書
小谷和彦編集
出版情報: 東京 : じほう, 2016.11
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4.

図書

図書
小谷和彦著
出版情報: 東京 : 羊土社, 2009.1
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