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論文

論文
常盤, 洋子 ; 松岡, 治子 ; 伊藤, まゆみ ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.149-156,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目 的】本研究の目的は,看護実践能力の育成を目指して臨池実習指導のあり方を検討する資料を得るために看護基本技術の到達度を明らかにす ることである。【方 法】2000年度入学の第4期生87名を対象に臨地実習終了時の看護基本技術の経験の有無と到達度を調査し,85名から有効回答(有効回答率97.7%)が得られた。【結 果】看護基本技術の経験到達度の分析において身体侵襲を伴う処置に関する看護基本技術の経験が少なく,到達度も低いことが明らかにされた。以上のことから,臨地実習において身体侵襲を伴う処置や技術が経験できる教育環境を作る必要がある。看護基本技術の実践能力の育成にむけて以下4つの課題について検討が必要であると考えられた。(1)臨地実習指導体制の組織化,(2)身体侵襲を伴う技術教育の強化,(3)ケアの実践モデルの提示,(4)到達度評価システムの検討。 続きを見る
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論文

論文
松岡, 治子 ; 常盤, 洋子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.157-164,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,新カリキュラムにより学習した学生,本学の第5期生の臨地実習における看護基本技術の到達度を明らかにし,5期生に対する教 育方法の有効性を検討することである。カリキュラムの改正を行った2001年度入学の5期生76名を対象に臨地実習終了時の看護基本技術の経験度と到達度を調査し,第4期生の結果とX^2検定を用いて比較した。その結果,62名から有効回答(有効回答率81.6%)が得られた。4期生と5期生の比較では,看護基本技術80項目のうち,「経管栄養法(流動食の注入)」や「便器・尿期の使い方」などの3 続きを見る