1.

論文

論文
木村, 聡大 ; 鈴木, 貴友 ; 野渡, 剛之
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  71  pp.147-152,  2021-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
2.

論文

論文
Takada, Takahiro ; Katayama, Chika ; Ozawa, Naoya ; Suga, Kunihiko ; Ohsone, Katsuya ; Takahashi, Ryo ; Katoh, Ryuji ; Motegi, Yoko ; Ogawa, Hiroomi ; Suto, Takashi ; Hiroki, Tadanao ; Shirabe, Ken ; 高田, 考大 ; 片山, 千佳 ; 小澤, 直也 ; 須賀, 邦彦 ; 大曽根, 勝也 ; 高橋, 遼 ; 加藤, 隆二 ; 茂木, 陽子 ; 小川, 博臣 ; 須藤, 貴史 ; 廣木, 忠直 ; 調, 憲
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  69  pp.139-142,  2019-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />長時間の頭低位を伴う腹腔鏡下直腸手術の合併症として,術後呼吸停止による挿管・人工呼吸管理を必要とした症例を 経験したので報告する.症例は 70 代男性で,直腸癌に対して腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術およ び両側側方郭清を施行した. 術後一旦は抜管され一般病棟に帰室したが,直後に呼吸停止から挿管・人工呼吸管理を必要とした.呼吸停止の原因として, 長時間の頭低位に伴う脳代謝低下・麻酔や筋弛緩薬の効果の遷延など複合的な要因が考えられた. 続きを見る
3.

論文

論文
Kimura, Sota ; Tadano, Sosuke ; Monoi, Hisashi ; 木村, 聡大 ; 只野, 惣介 ; 物井, 久
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  69  pp.31-36,  2019-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は 50 歳の男性で,左側腹部痛を主訴に当院を受診した.腹部 CT で左尿管結石と共に偶発的に横行結腸の腫瘤性病変を指摘された.結石の排石により側腹部痛は改善したものの,下部消化管内視鏡検査では 横行結腸に暗赤色調の粘膜下腫瘤様の隆起性病変が認められ血管腫が疑われたため,消化管出血や通過障害の出現を考慮し待機的に手術が施行された.腹腔内を観察すると,肝彎曲部付近の横行結腸に壁外から近傍の大網内まで進展する血管腫が認められたため,腹腔鏡補助下で病変部位を含めた横行結腸切除術が施行された.病理組織学的には,増生した弾性線維を伴う静脈の増殖が認められ,静脈型血管腫と診断された.大腸血管腫の切除例は,組織学的にはその大部分が海綿状血管腫であり,多くが出血症状を主とした症候性に診断される.本症例のような静脈型血管腫は非常に稀であり,若干の文献的考察を加えて報告する. 続きを見る
4.

論文

論文
Yoneyama, Satoshi ; Yuzawa, Kenji ; Kobayashi, Yoshinobu ; Muto, Ryo ; Okada, Akiho ; Kato, Takehito ; Kozaki, Koichi ; Terashima, Toru ; 米山, 智 ; 湯沢, 賢治 ; 小林, 仁存 ; 武藤, 亮 ; 岡田, 晃穂 ; 加藤, 丈人 ; 小崎, 浩一 ; 寺島, 徹
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  68  pp.271-275,  2018-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />完全内臓逆位は稀な疾患であり,それ自体の病的意義は少ないが,手術の際は十分な解剖学的理解が必要となる.今回我々は,完全内臓逆位症患者に発症した胃癌に対して腹腔鏡補助下幽門側胃切除術を施行したので報告 する.患者は 70歳代女性.小児期の虫垂炎手術の際に内臓逆位を指摘されていた.心窩部不快感を主訴に前医で胃癌と診断され,当院を紹介受診した.腹部造影 CT 検査では,腹腔動脈の分岐形態は正常者と比較して鏡面像を呈する以外に明らかな破格は認められなかった.多脾症や腸回転異常などの合併異常も認めなかった.術前に術者・助手で解剖学的理解を共有し,また手術の際は小開腹を先行させるとともに,立ち位置を通常と逆とするなどの工夫を行い,腹腔鏡補助下幽門側胃切術(Roux-en-Y 再建)を施行し得た.完全内臓逆症患者に対する腹腔鏡手術は報告が少なく,術前に十分なシミュレーションを行う事が重要と考えられた. 続きを見る
5.

論文

論文
Enomoto, Tsuyoshi ; Tamura, Takafumi ; Akashi, Yoshimasa ; Hisakura, Katsuji ; Inagawa, Satoshi ; Ohkohchi, Nobuhiro ; 榎本, 剛史 ; 田村, 孝史 ; 明石, 義正 ; 久倉, 勝治 ; 稲川, 智 ; 大河内, 信弘
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.243-247,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は 52歳の女性.半年前から右下腹部に鈍痛を自覚していた.大腸内視鏡検査で,上行結腸内に 4cm大の回腸粘膜下腫瘍が重積していた.腹部 CTでは上行結腸に targetappearanceを認め ,先進部には 4cmの内部が均一な脂肪濃度を呈する円形な腫瘤を認めた .以上から回腸脂肪腫による腸重積と診断 ,腹腔鏡下回腸盲部切除術を施行した.術中所見では,回腸末端が上行結腸内に重積しており,先進部には鶏卵状の腫瘤を認めた.腸重積を発症した小腸脂肪腫に対し,近年腹腔鏡下切除の報告例が増加している .本疾患は術前診断が可能で,腹腔鏡下結腸切除と同様の手技で手術ができるので,腹腔鏡下手術の良い適応である. 続きを見る
6.

論文

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Arai, Masaaki ; Ochiai, Ryo ; Masuda, Jun ; Miyamae, Yohei ; Sunose, Yutaka ; Suzuki, Shinobu ; Tekeyoshi, Izumi ; 新井, 正明 ; 落合, 亮 ; 増田, 淳 ; 宮前, 洋平 ; 須納瀬, 豊 ; 鈴木, 忍 ; 吉竹, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.65-70,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は52歳,男性.腹部膨満感,体重減少,易疲労感,食思不振を主訴に石井病院内科を受診した.初診時腹\n部は著明に膨満していた.CT検査で腹腔内に多量の腹水を認めたが,はっきりした腫瘤性病変などはな かっ\nた.PET-CTでは右腹腔内の壁側腹膜に沿った部位と下行結腸付近にFDGの集積がみられた.腹腔穿刺細\n胞診では,出血炎症性の背景に中皮細胞が孤立性~集塊状に多数出現していて,中皮由来の細胞集塊と考え\nられたが,確定診断にはいたらなかった.生検を目的に,内科から外科に転科し,腹腔鏡手術を施行した.腹腔\n鏡で観察すると,腹腔内には多量の腹水が貯留しており,PET-CTで集積を認めた右側腹部腹壁に白色調の\nうずら卵大の腫瘤があったが,下行結腸付近にははっきりした腫瘤はなかった.うずら卵大の腫瘤を切除し,\n病理検査に供したところ腫瘤は悪性腹膜中皮腫と診断された.化学療法を目的として群馬大学第2外科に紹\n介され,GemcitabineとCarboplatinによる化学療法を開殆した. 続きを見る
7.

論文

論文
竹吉, 泉 ; 吉成, 大介 ; 戸塚, 統 ; 戸谷, 裕之 ; 小川, 博臣 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美 ; 清水, 尚 ; 荒川, 和久 ; 須納瀬, 豊 ; 川手, 進
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.9-13,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】教室で行ってきた腹腔鏡下胃切除の術式の変遷と短期成績を提示し, 腹腔鏡下胃切除の有用性を\n検討する.【方法】2006年4月~2010年5月末までに 胃癌に対し当科で行われた腹腔鏡下胃切除116例を対象とし, 手術方法や成績について検討した.【結果】導入当初は幽門側胃切除, 幽門保存胃切除は腹腔鏡補助下で行い, 胃全摘と噴門側胃切除は用手補助腹腔鏡下で行っていたが, 2009年からは全ての術式を完全腹腔鏡下で行っている. 術後Stage IA, IBの短期成績はIAで77例中1例が他病死し, IBで18例中1例が再発生存中である. 完全腹腔鏡下胃切除32例の平均手術時間は338分で, 出血量は104g, 在院日数は10.9日で, 術後合併症は2例(6.3%)であった.【結 語】胃癌手術で腹腔鏡手術は年々増加し, 術式は変遷して現在は完全腹腔鏡下に行っている. 合併症は比較的少なく, 短期成績も比較的良好であるので, 今後標準手術となりうる可能性がある. 続きを見る
8.

論文

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竹吉, 泉 ; 吉成, 大介 ; 戸塚, 統 ; 戸谷, 裕之 ; 小川, 博臣 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美 ; 清水, 尚 ; 荒川, 和久 ; 須納瀬, 豊 ; 川手, 進
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.31-35,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】腹腔鏡補助下胃切除では, 術中に病変の局在を診断し, 適切な術式を決定することが困難である.そこで術前3D-CTの有用性について検討した.【方法】内 視鏡を用い病変にクリップで印を付けた後, 動脈相と門脈相のCTをO.5mm間隔で撮影し, 3D-CTを作成した.【結果】術前の3D-CTで胃周囲血\n管との位置関係まで含めた胃癌の局在が描出できた. 5mm程度以上のリンパ節が描出可能であった. また, 術式の決定(幽門側胃切除か幽門保存胃切除か)に有用で, 症例によっては胃切除の際の切離線決定に有用であった.【結語】3D-CTを用いれば至適な胃切除範囲・リンパ節郭清範囲を決定できるので, より安全かつ過不足のない適切な手術が行える可能性がある. 続きを見る
9.

論文

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堤, 裕史 ; 竹吉, 泉 ; 富沢, 直樹 ; 須納瀬, 豊 ; 川手, 進 ; 吉成, 大介 ; 浜田, 邦弘 ; 荒川, 和久 ; 棚橋, 美文 ; 新井, 正明 ; 大矢, 敏裕 ; 森下, 靖雄
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.343-346,  2006-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />meshを用いたtension free repair法で行った鼠径ヘルニア術後75歳の男性患者の再発に対し, 腹腔鏡補助\n下に腹腔内の状態を観察しながら , 前方からのアプローチでヘルニア修復術を施行し, meshを除去すること\nなくヘルニア門に新たなmesh plugを挿入して修復した. 腹腔鏡で観察すると, tension free repair後の再発ソ\nケイヘルニアでも, ヘルニア囊を容易かつ確実に識別することが可能である. そのため, ソケイ管内の不必要\nな剥離を行わず, ヘルニア門にmesh plugを挿入することで少ない侵襲での確実な手術が可能である. 術後4\n年を経過した現在も再再発はない. 続きを見る