1.

論文

論文
Yoshizawa, Maho ; Kondo, Hiroko ; Ida, Nobuhito ; 吉澤, 真歩 ; 近藤, 浩子 ; 井田, 伸人
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  71  pp.37-46,  2021-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
2.

論文

論文
Horikoshi, Masataka ; Ushikubo, Mitsuko ; Kanda, Kiyoko ; Tsujimura, Hiromi ; Kamiyama, Manami ; Kanaizumi, Shiomi ; Kunikiyo, Kyoko ; Matsui, Rie ; Shinozaki, Hiromitsu ; 堀越, 政孝 ; 牛久保, 美津子 ; 神田, 清子 ; 辻村, 弘美 ; 上山, 真美 ; 金泉, 志保美 ; 國清, 恭子 ; 松井, 理恵 ; 篠崎, 博光
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  68  pp.59-65,  2018-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />目 的:A 大学看護学生の地域での暮らしを見据えた看護に関する自己評価を明らかにし,学年間比較をすることで,今後の教育上の課題への示唆を得ることを目的とした.方 法:看護学生1~3 年次237 名を 対象とし,質問票による集合調査を行った.内容は地域での暮らしを見据えた看護の理解および実践の自己評価27 項目で,回答は,できない1 点,あまりできない2 点,少しできる3 点,できる4 点とした.学年ごとに項目の平均値を算出し,一元配置分散分析および多重比較を行った(p<0.05).結 果:有効回答211 部(有効回答率97.2%).理解では,2・3 年次は全項目で3 点台であったが,1 年次では7 項目にとどまった.8 項目で有意差がみられ,1 年次よりも2・3 年次の得点が高かった.実践は,3年次が10 項目において3 点台,1・2 年次は3 点台がなく,すべて2 点台であった.全項目で1 年次よりも3 年次,9 項目で2 年次よりも3 年次の得点が高かった.結 論:教育改革開始から2 年経過した時点で,教育の効果が現れていることが確認された. 続きを見る
3.

論文

論文
Tsujimura, Hiromi ; Mori, Yoshie ; Miyakoshi, Sachiyo ; Rajasekera, Jay R. ; Pathiranage, A.M.S. Deepanie ; Rathnayake, U.W.S. ; 辻村, 弘美 ; 森, 淑江 ; 宮越, 幸代
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.57-66,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【目的】スリランカとの遠隔教育において, 体位変換の看護技術に対する学生による授業評価の内容を考察し, 授業における問題点や課題を明らかにする. 【方法】Skypeを用いてA 大学と接続し, 体位変 換の授業を3回で1シリーズとして実施した. 授業終了後, 学生が授業評価および技術評価を行った. 【結果】授業評価(5段階評定) では,????あなたが今まで経験した他の国際遠隔授業と比べて,日本からの画像や音声は全体的には同じようなクオリティであった.」,????講師の言語や音声は,聞きとりやすかった.」以外は,全体の平均が4以上の高い評点であった.また,画像の鮮明さは,各授業で差があった.技術評価(3段階評価)では,すべての手順において2以上であった. 【結語】途上国との遠隔授業では, インターネット通信の状態が不安定で,安定した映像や音声の提供が難しいが,Skypeでも学生が授業に対しての興味や満足感を得られることがわかった. 続きを見る
4.

論文

論文
恩幣, 宏美 ; 武居, 明美 ; 堀越, 政孝 ; 辻村, 弘美 ; 神田, 清子 ; 二渡, 玉江 ; 森, 淑江 ; 岡, 美智代
出版情報: 群馬保健学紀要.  30  pp.9-18,  2010-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】本研究は,成人看護学実習を履修した看護学生における,ヒヤリハットに対す\nる知識と認識を明らかにし,今後の成人看護学領域にお ける医療事故に対する教授方法の検討\nに活かすことである。【方法】2008年にA大学医学部保健学科の成人看護学実習を履修した学\n生に,医療事故の事例を読んでもらい,フォーカスグループインタビューの実施またはレポー\nトを提出してもらった。それらの内容から認識と知識を抽出し,KJ法で分析を行った。【結果】\n知識は2カテゴリーに分類され,認識は8カテゴリーと26サブカテゴリーに分類された。【結\n論】学生は実習前に学習した知識を有しながらも,その知識を有効に活用することができない\n認識の中で実習を開始し,患者・家族や看護師,教員との相互関係の中でヒヤリハットに対す\nる様々な認識を持っていることが明らかとなった。教員は学生がこれらのヒヤリハットに対す\nる知識と認識をもっていることを理解しながらも,まずはヒヤリハットや医療事故を防ぐ具体\n的な取り組みを講じていくことが重要である。 続きを見る
5.

論文

論文
辻村, 弘美 ; 堀越, 政孝 ; 武居, 明美 ; 恩幣, 宏美 ; 神田, 清子 ; 岡, 美智代 ; 二渡, 玉江 ; 森, 淑江
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.21-30,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,2005年入学の新カリキュラム導入後の学生(以下新カリ群)の成人看\n護学急性期実習と慢性期実習における看護基本技術 の経験度を明らかにし,成人看護学実習に\nおける看護実践能力育成についての今後の課題を検討することである。2005年入学の看護学専\n攻の学生を対象に,80項目の看護基本技術についてその経験度を学生本人が実習終了後に評価\nし,新カリキュラム導入前の2004年入学の学生(以下旧カリ群)との比較を行った。旧カリ群\nとの比較では,急性期実習では,80項目中13項目に経験度に有意差があり,そのうち新カリ群\nの方が有意に高かった項目は〈検体の採取と扱い方(採血・血糖検査)〉,〈経皮的非侵襲的検\n査時の援助(心電図モニターなど)〉,〈医療廃棄物管理〉の3項目,また慢性期実習では,80\n項目中8項目に有意差があり,そのうち新カリ群の方が有意に高かった項目は〈包帯法〉,〈検\n体の採取と扱い方(採血・血糖検査)〉の2項目のみで,新カリ群の経験度が旧カリ群よりも\n有意に低かった。以上より,旧カリ群のほうが成人看護学実習において多くの経験をしている\nことが明らかになった。この背景には新カリキュラムによる実習期間の変更が影響したことも\n考えられ,成人看護学実習における看護技術習得分野の見直しの検討や実習指導体制の強化な\nどが指摘された。 続きを見る
6.

論文

論文
内田, 陽子 ; 上山, 真美 ; 小泉, 美佐子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.303-309,  2008-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】本研究の目的は, 看護学生の実習前後における認知症高齢者のアウトカム判定とケア実施率の関\n係を明らかにすることとした. 【対象と方法】対象は, A 大学3年生で調査協力の得られた38人の看護学\n生とその受け持ちの認知症高齢者38人である. 方法は, 学生に実習前後での受け持ち認知症高齢者の状況に\nついて「認知症ケアのアウトカム評価票」に記入してもらった. 【結果】アウトカム評価26項目の信頼性\n係数クロンバックα係数は, 1回目は0.85で2回目は0.83であった. アウトカム変化率で最高値維持が高\nかったアウトカム項目は, 「周辺症状(行動障害)」で, 改善は「コミュニケーション」, 「過去の趣味・生きが\nいの現実」, 維持は「着替え」, 悪化は「なじみの暮らし継続」, 最低値維持は「役割と発揮の有無」であった. \nケア実施率では,『目をみて話す』が高かった. 【結語】実習においては認知症高齢者の「コミュニケー\nション」等の改善が期待でき, 環境整備のケアは症状の改善をもたらす. 続きを見る
7.

論文

論文
浅井, 直美 ; 小林, 瑞枝 ; 荒井, 真紀子 ; 齋藤, やよい
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  57  pp.17-27,  2007-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】看護早期体験実習の学習効果を評価するために, 学生の意味化した経験の特徴を明らかにする. \n【方法】学生27名の実習レポートを分析対象とし, 質的 帰納的研究技法によって抽出した217の経験内\n容を分析した. 【結果】経験内容は17サブカテゴリーに分類され, 〔情報を獲得し, その情報から印象を\n受け感情を抱いた経験〕〔情報を既存の知識と照合し情報を理解した経験〕〔情報を既存の知識と照合し情報\nを理解し, 感情を抱いた経験〕〔情報と既存の知識を照合し疑問や問題意識を抱いた経験〕〔既存の知識を加え\nながら, 情報に基づき異なる状況を考え, 推し量った経験〕〔情報から看護への関心を拡げた経験〕〔情報を契\n機に自己を客観視した経験〕の7カテゴリーに統合された. 【結語】学生の体験は情報の理解・照合・疑\n問・推論を経て, さまざまな感情を伴う看護の経験へと変化し, 看護への関心や対象の理解, 自己理解を深め\nる機会となっていた. 続きを見る
8.

論文

論文
林, 智子
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.33-41,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は「患者の立場に立つ」という看護師の思考過程が看護に有用であるかを\n検証するための初段階として,看護学生の持つ思考内容 を明らかにすることであった。看護系\n大学3年生60名を対象に,質問紙法にて紙面の看護場面(糖尿病患者の間食への対応場面)を\n提示してそれに対する回答を求めた。その結果,「『もし私が患者の立場だったら』と考えるこ\nとは患者の立場に立つことか否か」では,「肯定」が25名(41.7%),「否定」が16名(26.7%),\n「どちらともいえない」が19名(31.7%)であった。また,その3つのグループ毎に「患者が\n間食した原因の推測」「この場面での自分の対応予測」「患者の立場に立つに対する考え」にお\nけるサブカテゴリーの出現頻度を比較したところ,頻度の高いものが異なるという結果であっ\nた。このことから,「もし私が患者の立場だったら」に対する考え方の違いにより,原因推測\nや患者への対応,患者の立場に立つ思考内容に違いのあることが示唆された。 続きを見る
9.

論文

論文
星野, 綾美 ; 坂本, 浩之助 ; 田村, 遵一 ; 瀬戸, 正子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.313-318,  2006-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】看護学生は, 短期間で幅広い専門的知識を習得しなければならず, 高い学習意欲が要求されて\nいる. 我々は実習に先立つ講義において, 試験出題 部分をあらかじめ講義資料の中で明示することが, 看護学\n生の学習意欲に及ぼす影響を検討した. 【対象と方法】2004年度入学の看護学科一年次の学生(男性12名, \n女性72名). 試験に出題する部分を講義資料のなかで明示し, 学習意欲について, Visual analogue scaleで定量\n化した. 【結果】試験出題部分を予告した今回の講義の方が, 予告をしない他の講義よりVisual Analogue\nScaleを用いて定量した学習意欲が有意に高かった. 自由筆記の分析からは, 「実習で学習内容を実践す\nるのが楽しみになった」など, 学習意欲に関する項目が抽出された. 【結論】試験出題部分の講義資料内\nでの予告は, 看護学生の学習意欲を向上させる一手段として有用であると考えられた. 続きを見る
10.

論文

論文
林, 智子 ; 小澤, 道子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.71-80,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,看護学生を対象とし,「共感」に対する認識を検討することであった。看護場面から導かれた10の反応に対する共感のレベル判 定により,看護学生の共感の認識を検討した結果,「患者のつらさ」や「看護者の分かろうとする気持ち」に対して共感が高いと認識していることが明らかになった。しかし,これらは「浅いレベルの感情共有」や「看護者の立場の優先」であり,共感の「深いレベルの感情共有」や「相手の立場に立つ」とは異なることが示唆された。また,患者理解度を検討した結果、患者の心情の説明を提示した後では,学生の患者理解度は上昇していることが示された。しかし,説明提示後も「患者を理解できない」とする学生がおり,「学生自身が推測した患者の心情」と「提示された患者の心情」の相違が患者理解を困難にしていることが示唆された。 続きを見る
11.

論文

論文
川田, 智美 ; 木村, 由美子 ; 木暮, 深雪 ; 小林, 三重子 ; 林, 元子 ; 狩野, 太郎
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.133-140,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】本研究の目的は,看護学生の生活体験の乏しさに関連する実習中の問題行動や問題場面を明らかにし,問題解決に向けた指導方法を検討す ることである。【対象と方法】看護教員16名を対象に実習中の問題行動や場面について半構成的面接調査を行った。【結果】看護教員が学生の生活体験の乏しさを感じた問題行動や場面は,「他者に対する配慮や思いやりの乏しさ」,「コミュニケーション能力の乏しさ」,「生活技術の乏しさ」,「清潔,不潔感覚の乏しさ」の4つのカテゴリに集約された。生活体験の乏しさは,生活技術の不足だけではなく他者への関心や思いやりの不足といった深刻な問題をもたらし,他者への思いやりに乏しく,コミュニケーション能力も低い学生が看護師を目指すという危機的状況が明らかとなった。問題解決に向け,入学選抜時の適性確認とともに,人と接する楽しさや感謝される喜びを体験させ,ケアしたいと思う心や態度を育てるような関わりが必要である。 続きを見る
12.

論文

論文
井上, 映子 ; 峯, 馨 ; 齋藤, やよい
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  55  pp.225-234,  2005-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】臨地実習による学習活動の効果を評価するために, 学生が意味化した実習経験の特徴を明らかにする. 【方法】看護系短期大学3年次に在学する学生5名が記録 した, リハビリテーション看護実習課題レポートを分析対象とし, 質的帰納的研究技法によって抽出した390の経験を内容分析した. 【結果】学生が意味化した実習経験は44のサブカテゴリに分類され, 意味内容の類似性によって, [患者に対する生活者としての好奇心] [患者理解への志向とその混乱] [混乱の沈静化とひらめき援助] [未熟な分析的思考によるお試し援助と意味の模索] [分析的思考による援助と自己の振り返り] の5つのコアカテゴリに統合された. 【結語】意味化した経験は, 学習活動への意識を軸とした, 生活者から学習者, さらに援助者への自己意識の発展を示すものであった. 続きを見る
13.

論文

論文
内田, 陽子 ; 新井, 明子 ; 小泉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.93-103,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は群馬大学医学部保健学科での老年看護学実習の評価を行い,学生の高齢者に対する看護実践のやる気を高める条件を明らかにするこ とである。対象は2004年5月から7月にかけてS介護老人保健施設で実習をした39人の本大学の学生である。調査は学生の実習終了最終日に学生に質問紙を配布し,各自記入をしてもらった。質問紙の主な調査項目は,(1)学生の高齢者看護実践のやる気の程度と,それに影響する条件として(2)学生の背景条件,(3)受け持ち高齢者の背景条件,(4)実習における学習の程度に関する項目を設定した。結果,1,学生にとって受け持ち高齢者へのアセスメントや看護実践に対しては教員が,他の高齢者に対する看護実践では看護師が有効であると認識していた。 2,学生の看護過程や技術に対しての自己評価は高かった。3,痴呆棟に実習に行った学生のほうが,高齢者から拒否された経験が生かされ関わる自信がついていた。4,学生の今後の高齢者に対する看護実践のやる気と有意な正の相関がみられた項目は,「アセスメントができた」,「実習が楽しかった」,「介護老人保健施設に就職したい」,「元来実習が好きである」,「受け持ち高齢者に拒否された経験があった」,「受け持ち高齢者に対する看護技術の実践」であった。「受け持ち高齢者の排泄が自立している」については負の相関がみられた。5,学生のやる気はグループ毎に相違があり,最も有効なやる気を高める条件は「実習が楽しかった」であった。痴呆高齢者に拒否されても,日々のケアのなかで患者と分かり合えることを促す指導を実践していくことが求められる。教員は授業としての実習を展開するなかで,学生の気持ちや表情を観察し,学生が問題解決のどの過程にあるか,満足いく実習ができているか常に確認していく必要がある。 続きを見る
14.

論文

論文
常盤, 洋子 ; 松岡, 治子 ; 伊藤, まゆみ ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.149-156,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目 的】本研究の目的は,看護実践能力の育成を目指して臨池実習指導のあり方を検討する資料を得るために看護基本技術の到達度を明らかにす ることである。【方 法】2000年度入学の第4期生87名を対象に臨地実習終了時の看護基本技術の経験の有無と到達度を調査し,85名から有効回答(有効回答率97.7%)が得られた。【結 果】看護基本技術の経験到達度の分析において身体侵襲を伴う処置に関する看護基本技術の経験が少なく,到達度も低いことが明らかにされた。以上のことから,臨地実習において身体侵襲を伴う処置や技術が経験できる教育環境を作る必要がある。看護基本技術の実践能力の育成にむけて以下4つの課題について検討が必要であると考えられた。(1)臨地実習指導体制の組織化,(2)身体侵襲を伴う技術教育の強化,(3)ケアの実践モデルの提示,(4)到達度評価システムの検討。 続きを見る
15.

論文

論文
松岡, 治子 ; 常盤, 洋子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  25  pp.157-164,  2005-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,新カリキュラムにより学習した学生,本学の第5期生の臨地実習における看護基本技術の到達度を明らかにし,5期生に対する教 育方法の有効性を検討することである。カリキュラムの改正を行った2001年度入学の5期生76名を対象に臨地実習終了時の看護基本技術の経験度と到達度を調査し,第4期生の結果とX^2検定を用いて比較した。その結果,62名から有効回答(有効回答率81.6%)が得られた。4期生と5期生の比較では,看護基本技術80項目のうち,「経管栄養法(流動食の注入)」や「便器・尿期の使い方」などの3 続きを見る
16.

論文

論文
宮本, 美佐 ; 伊藤, まゆみ ; 小泉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  22  pp.47-54,  2002-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />老年看護実習中に痴呆高齢者への対応で, 学生が体験している困難を感じる状況を明らかにすることを目的に, 学生のプロセスレコードの記述 から57の場面について質的な分析を行った。分析の結果, 痴呆高齢者への対応で困難を感じる状況として「必要なケアや行動を促すが対象者が応じないまたは拒否する場合の対応」, 「対象者の要求や意思が理解できない時の対応」, 「ほとんど反応を示さない対象者への対応」, 「何度も同じ要求や話を繰り返す時の対応」, 「悲観的・否定的な言動時の対応」, 「状況的に不適切な要求や行動への対応」, 「痴呆高齢者の思いがけない反応への対応」の7つのカテゴリーを抽出した。これらの困難を感じる状況に対し, 身体的状態だけでなく日常の生活状況や行動様式を観察すること, 言葉のみでなく行動を伴うアプローチを行うことなどいくつかの方法を学生に提示するとともに, 困難を感じた学生が自らアセスメントし, 方法を考え実施していけるようにアプローチすることが実習を効果的にすすめる上で重要であると考えられた。 続きを見る
17.

論文

論文
福田, 春枝 ; 柳, 奈津子 ; 荒川, 千秋 ; 岩田, 銀子 ; 長江, 弘子
出版情報: 群馬保健学紀要.  20  pp.21-27,  2000-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />人間の生活や行動は,常に価値と関係している。我々は看護学生の内部構造の特徴を教育に活かす目的で,看護学生の価値志向の事実を把握し,さ らに他分野専攻の女子学生と比較した。研究方法は,日本版のオールポートとヴァーノンの価値志向性テストおよび吉野の考案した集団の価値志向を明確にするための価値志向方形表を用いた。価値のカテゴリーは,理論性,経済性,審美性,社会性,政治性および宗教性の6分類である。対象は,国立大学看護学専攻学生348人,私立大学看護学専攻学生44人および国立大学検査技術科学専攻学生88人で,199 続きを見る