※一部利用できない機能があります
治療によってFDG-PETにおける集積の変化を示した非結核性抗酸菌症の1例
- フォーマット:
- 論文
- 責任表示:
- Isobe, Zen ; Maeno, Toshitaka ; Kurabayashi, Masahiko ; 磯部, 全 ; 前野, 敏孝 ; 倉林, 正彦
- 言語:
- 日本語
- 出版情報:
- 北関東医学会, 2013-05-01
- 著者名:
Isobe, Zen Maeno, Toshitaka Kurabayashi, Masahiko 磯部, 全 前野, 敏孝 倉林, 正彦 - 掲載情報:
- The Kitakanto medical journal = 北関東医学
- ISSN:
- 1343-2826
- 巻:
- 63
- 通号:
- 2
- 開始ページ:
- 147
- 終了ページ:
- 151
- バージョン:
- VoR
- 概要:
- Journal Article<br />症例は 64歳女性. 2006年 11月,検診にて胸部 X線異常を指摘された.胸部 CTで左舌区に consolidationを認め, FDG-PETでは SUV最大値 10.3と著明な集積を認めた.左 Bの経気管支生検で類上皮細胞肉芽腫を認め,気管支洗浄液から Mycobacteriumaviumが培養され,非結核性抗酸菌症と診断した.2007年 6月の胸部 CTで悪化を認めたため,多剤併用化学療法を開始した.同年 10 … 月の胸部 CTで改善を認め,FDG-PETでは SUV最大値 3.9と集積の低下を認めた.自覚症状が乏しい非結核性抗酸菌症に対する適切な治療の導入基準は確立されていない.本症例は無症状であったが,短期間で胸部 CT所見の悪化がみられ, FDG-PETで SUVの著明高値を認めたため治療を行なった. FDG-PETは非結核性抗酸菌症の活動性を反映し,治療導入や効果判定に有用であった. 続きを見る
類似資料:
北関東医学会 |
医学書院 |
南江堂 | |
結核予防会事業部出版調査課 | |
結核予防会事業部出版調査課 | |
結核予防会本部分室出版調査課 |