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腹臥位が大脳機能および自律神経機能に及ぼす影響 : 健常老人と健常成人の比較

フォーマット:
論文
責任表示:
柳, 奈津子 ; 小池, 弘人 ; 有働, 尚子 ; 小板橋, 喜久代
言語:
日本語
出版情報:
群馬大学医学部保健学科, 2003-03
著者名:
掲載情報:
群馬保健学紀要
ISSN:
1343-4179  CiNii Research  JAIRO
巻:
23
開始ページ:
43
終了ページ:
48
バージョン:
VoR
概要:
application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,腹臥位によってもたらされる生理的反応の中で,健常な老人および成人における大脳機能および心臓自律神経機能への影響を明らかにすることである。対象は,健常老人12名(66~84歳,平均73.5歳)および健常成人16名(21~23歳,平均22.0歳)である。被験者は,仰臥位後に腹臥位となり,再び仰臥位に戻った。体位変換は自力で行い,それぞ れ10分間実施した。腹臥位時とその前後の仰臥位時における脳波・心拍変動を測定した。結果は,脳波においては両群ともに腹臥位中にβ波含有率が増加し,成人部のFp_2を除き有意差が認められた。腹臥位はベッドレストが長引く傾向にある患者のポジション管理として,大脳機能の活性化に有効であると思われた。心拍変動においては,両群ともに腹臥位後にRR間隔の有意な延長を認めリラックス感が高まった可能性が考えられた。交感神経機能指標からは,成人部では交感神経機能への影響は少ないものと思われたが,老人については影響を及ぼす可能性も考えられ引き続き検討する必要がある。 続きを見る
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