1.

論文

論文
Koike, Ayano ; Uchida, Yoko ; 小池, 彩乃 ; 内田, 陽子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  72  pp.91-95,  2022-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
2.

論文

論文
Nagaoka, Hiroshi ; Takahashi, Tooru ; Endo, Keiichi ; Kim, Yuji ; Yoshida, Yutaka ; Kamatsuda, Masaki ; Takazawa, Yutaka ; 長岡, 弘 ; 髙橋, 泰 ; 遠藤, 敬一 ; 金, 准之 ; 吉田, 裕 ; 釜津田, 雅樹 ; 髙澤, 豊
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  70  pp.113-118,  2020-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は85歳,女性.2015年10月,他疾患にて受診中の近医にて左乳房腫瘤を指摘され当院紹介受診した.視触診にて左乳房C領域に腫瘍径1.8×1.6 cm大,弾性硬,境界比較的明瞭な腫瘤を認めた.病理 診断では軟骨化生を伴う低分化腺癌を認め,免疫組織染色で,ER,PgR,HER2が陰性,Cytokeratin AE1/AE3,Vimentin陽性で化生癌(骨・軟骨化生を伴う癌)と診断した.画像診断では腋窩リンパ節および遠隔転移は認めなかった.患者および家族に病状を説明したところ高齢を理由に治療を拒否されたため外来にて経過観察となった.初診から6ヶ月後頃より腫瘤の増大を自覚するも受診せず,8ヶ月後に疼痛,皮膚の発赤が出現したため再診となった.再診時左乳房の腫瘤は7.0×5.5 cm大に増大し皮膚の発赤と浮腫状の肥厚を認めた.疼痛の増強も認めたためご本人の了承を得て初診より9ヵ月後に手術(Bt+Ax(II))を施行した.患者の希望にて術後化学療法は施行せず,術後4年経過し外来定期観察中である. 続きを見る
3.

論文

論文
桑山, 貴志 ; 中村, 剛史 ; 亀崎, 豊実 ; 小谷, 和彦
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  67  pp.323-328,  2017-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />背景・目的:地域単位で地域包括ケアシステムの構築が求められている.一基礎自治体における在宅医療・介護施設の分布を同時に調査するとともに, この分布と地域での助け合いの関係性について検討する.方法:群 馬県渋川市を対象事例として,小地域ごとに在宅医療・介護の施設分布を,地理情報システムの手法で調査した.自治体からの公開データを用いて分析した.結果:在宅医療・介護を行う施設が両者ともに存在した小地域が84%で,両者のいずれかが揃って存在していない小地域は16%であった.両者の揃っていない地域では高齢化と過疎化の背景が示唆された.渋川市高齢者調査の回答をもとにすると,在宅医療・介護施設のいずれかが揃っていない地域では,住民同士の助け合いがあるとする割合が高かった.これらの地域では地域資源として住民の互助が潜在的に備わっていることが示唆された.結語:在宅医療・介護施設は多くの地域で共に分布しており, 両施設がない地域では互助的な地域資源が潜在していた.この結果は, 地域包括ケアシステムの構築を検討する上での一資料になり得る. 続きを見る
4.

論文

論文
宮脇, 利幸 ; 外里, 冨佐江 ; 岩谷, 力
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  65  pp.127-140,  2015-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
5.

論文

論文
桝田, 眞有 ; 大野, 洋一 ; 山上, 徹也
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  65  pp.141-147,  2015-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
6.

論文

論文
白石, 卓也
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  65  pp.39-44,  2015-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
7.

論文

論文
Kano, Taro ; Ogawa, Takeo ; Higuchi, Yuki ; Hirose, Kiyomi ; 狩野, 太郎 ; 小川, 妙子 ; 樋口, 友紀 ; 廣瀬, 規代美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.335-341,  2014-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景・目的】本研究は,老人福祉センターを利用する高齢者の足トラブルの実態と,疾患及び足トラブル相互の関連を分析し, 足トラブルが発生するメカニズムの検討を目的とした. 【方法と対象】利用者101名 を対象に, 足部の観察と面接調査を行った. 足トラブルと疾患及び足トラブル相互の関連についてχ????検定を用いて分析した. 【結果】足トラブルは足部皮膚乾燥44.6%, 角質肥厚40.6%, 肥厚爪37.6%の順となっていた. 角質肥厚・足部皮膚乾燥・肥厚爪と高血圧に関連が見られた. 足トラブル相互の関連については, 角質肥厚と肥厚爪, 胼胝と巻き爪に有意な関連が見られた. 【結語】高血圧と足トラブルの関連については不明な部分が多いものの, 末梢循環の低下や降圧利尿剤による影響が考えられ, 足部皮膚乾燥や角質肥厚を有する者の割合が高いことから, 重点的フットケア指導が有用と思われる.<br />Background and Purpose: The purpose of this study was to investigate the actual status of foot problems in elderly people visiting welfare centers for elderly citizens and analyze the relationships between diseases and foot problems, as well as the mutual relationships among foot problems, to clarify the mechanisms of development of foot problems. Subjects and Methods : We conducted a survey of the actual status of foot problems by observing the feet and conducting interviews of 101 visitors. The relationships between diseases and foot problems, as well as the mutual relationships among foot problems were analyzed by theχ2test. Results : In regard to foot problems,xerosis cutis of the foot was seen in 44.6% of the subjects,followed in frequency by skin thickening in 40.6% and nail thickening in 37.6% of the subjects. All of xerosis cutis, skin thickening and nail thickening were related to the presence of hypertension. As to the mutual relationships among foot problems, there was a significant association between skin thickening and nail thickening, as well as between callus and ingrowing toenails. Conclusion : Although much remains unknown about the association between hypertension and foot problems, reduction in the peripheral circulatory function and use of antihypertensive diuretic drugs may have an influence. Considering the high rates of xerosis cutis and skin thickening encountered in the subjects,we consider that it would be useful to focus on foot care education for elderly people. 続きを見る
8.

論文

論文
Kadowaki, Susumu ; Ogata, Toshiro ; Igarashi, Kiyomi ; Noda, Daichi ; Inoue, Akihiko ; Ikeda, Norimasa ; Sato, Naohumi ; 門脇, 晋 ; 尾形, 敏郎 ; 五十嵐, 清美 ; 野田, 大地 ; 井上, 昭彦 ; 池田, 憲政 ; 佐藤, 尚文
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.237-242,  2014-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景・目的】続発性自然気胸に対する自己血注入による胸膜癒着療法について, 当科での成績を報告する.【対象と方法】胸腔内に自己血を注入した9 症例を対象とした. 注入量は患者の全身状態や貧血の程度に 応じて決定した. 【結果】9 例に合計19 回(平均2回) 注入した. 平均年齢: 74.4±8.7歳, 全て男性であった. 8例で喫煙歴を認めた. 奏効率は78%であり, 2例が改善せず衰弱死した. 【結語】自己血による胸膜癒着療法は安全で効果的な治療方法であり, 高齢者の続発性自然気胸に対する治療の第一選択として検討すべきと考えられた.<br />Background: We herein report our findings of a study on the performance of pleurodesis by means of placing an autologous blood patch into the refractory pneumothorax. Methods : We retrospectively reviewed 9 cases who had an autologous blood patch injected into thoracic cavity. The injection rate was determined according to the level of the patient’s overall status and anemia. Results : Autologous blood patches were thus injected 19 times in a total of 9 cases. The average age was 74.4±8.7years old, and all cases were males. Eight of the 9 patients reported a history of smoking. The response rate was 78%, and 2 cases did not show an improvement in pneumothorax and died. Conclusion : The performance of autologous blood patch pleurodesis is therefore considered to be a safe and effective treatment method. This method should therefore be used as a first line treatment for secondary spontaneous pneumothorax in elderly patients. 続きを見る
9.

論文

論文
井出, 成美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.251-252,  2014-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
10.

論文

論文
Kadowaki, Susumu ; Ogata, Toshiro ; Igarashi, Kiyomi ; Noda, Daichi ; Inoue, Akihiko ; Ikeda, Norimasa ; Sato, Naohumi ; 門脇, 晋 ; 尾形, 敏郎 ; 五十嵐, 清美 ; 野田, 大地 ; 井上, 昭彦 ; 池田, 憲政 ; 佐藤, 尚文
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.183-191,  2014-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />現在わが国は高齢化が急激に進むと同時に,高齢患者が増加している.高齢者を若年者と同様に検査・治療することで思わぬ合併症に見舞われる可能性がある. 当科では罹患前のADL, 認知症の有無, 疾患の重症 度,家族背景などを総合的に考慮した上で, 症状緩和を中心とした医療を提供し, 場合によっては看取りまで支援しており, このような概念をシルバーケアと呼称している. シルバーケアを実践した症例を通して当科の医療哲学を提示し, 超高齢化社会を迎えるにあたり, 今後のわが国の高齢者医療のあり方について提言したい.(Kitakanto Med J 2014;64:183~191)<br />The aging society is rapidly growing in Japan, and more elderly patients are requiring medical treatment. However, elderly patients are often unable to undergo the same medical treatments as younger patients. Palliative care is offered for even benign illnesses in elderly patients in our department after considering the patient’s condition and background. Such medical treatment is called“silver care.” We herein present cases of“silver care”and propose the philosophy of“silver care”as a future medical treatment in Japan.(Kitakanto Med J 2014;64:183~191) 続きを見る
11.

論文

論文
野田, 大地 ; 佐藤, 尚文 ; 横川, 新二 ; 津金澤, 理恵子 ; 磯田, 美深 ; 片平, 葉月 ; 新井, 聡
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.76-77,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
12.

論文

論文
Kadowaki, Susumu ; Ogata, Toshiro ; Igarashi, Kiyomi ; Noda, Daichi ; Inoue, Akihiko ; Ikeda, Norimasa ; Sato, Naohumi ; 門脇, 晋 ; 尾形, 敏郎 ; 五十嵐, 清美 ; 野田, 大地 ; 井上, 昭彦 ; 池田, 憲政 ; 佐藤, 尚文
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.357-363,  2013-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />要旨現在わが国は高齢化が急激に進むと同時に, 腹部救急領域でも高齢患者が増加している. 近年腹部救急医療の進歩は目覚ましいものがあるが, 高齢者を若年者と同様に検査・治療することで思わぬ合併症に見舞 われる可能性がある.当科では罹患前のADL,認知症の有無,疾患の重症度,家族背景などを総合的に考慮した上で, 良性疾患患者に対しても症状緩和を中心とした医療を提供し, 場合によっては看取りまで支援しており, このような概念をシルバーケアと呼称している. シルバーケアを実践した外科救急疾患である急性腹症の症例を提示し, 超高齢化社会を迎えるにあたり, 今後のわが国の高齢者医療のあり方について提言したい. 続きを見る
13.

論文

論文
甲賀, 英明 ; 山口, 玲 ; 斎藤, 千真 ; 田村, 勝
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.293-294,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
14.

論文

論文
渡邊, 美幸 ; 小池, 瞬 ; 吉田, 純子 ; 中島, 恵津子 ; 津金澤, 理恵子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.76-76,  2013-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
15.

論文

論文
Okada, Keiichi ; 岡田, 慶一
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.125-128,  2012-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景】経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy; PEG) が認知症高齢者に多数実\n施されている. 【目的】認知症高齢者へのPEG 造設には 賛否両論がある. 当老健の認知症高齢者への\nPEG 後家族アンケートを行いその有用性を報告する. 【対象と方法】PEG29 例の平均年齢は81.8歳.PEG\n後早期及び長期フォローアップアンケートを行った. 【結果】PEG 後早期アンケートでは29 例中27例\n93%はPEG にして良かった. 2例はどちらとも言えない意見でありPEG 後3ヵ月で死亡した. PEG にして\n良かった理由は点滴せず, 食事の時苦しまず笑顔が見えコミュニケーションがとれ面会が楽しみとなった.\n体重が増加した. 長期フォローアップアンケートは19 例中17例死亡し2例が生存. 死亡例は長期間生きら\nれ天寿を全うできた. PEG 後再入所しリハビリで寝たきりにならず良かった. 生存2例も面会が家族の楽し\nみとなっている.【結語】老健における認知症高齢者に対するPEG は本人の延命を計りQOL の改善と家族の\n満足度を向上させるので積極的に行うべきと思われる. 続きを見る
16.

論文

論文
君塚, 圭 ; 三宅, 洋 ; 小倉, 道一 ; 花田, 学 ; 菊池, 剛史 ; 康祐, 大 ; 大原, 守貴
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.99-99,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
17.

論文

論文
原, 祥子 ; 武居, 明美 ; 瀬山, 留加 ; 高井, ゆかり ; 角田, 明美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.509-514,  2011-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
18.

論文

論文
平井, 圭太郎 ; 吉成, 大介 ; 小松, 恵 ; 佐藤, 泰輔 ; 田中, 和美 ; 高橋, 憲史 ; 小川, 博臣 ; 戸谷, 裕之 ; 戸塚, 統 ; 須納瀬, 豊 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.193-197,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
19.

論文

論文
岩本, 敦夫 ; 高村, 紀昭 ; 大塚, 敏之 ; 沼賀, 有紀 ; 小林, 光伸 ; 蒔田, 富士雄 ; 岩科, 雅範 ; 橋爪, 真之
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.253-254,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
20.

論文

論文
岡田, 慶一
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  60  pp.219-221,  2010-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】介護老人保健施設(老健)では認知症高齢者が急増しており, 高齢者の医療費の高騰は重要な社会問題と考えられる. 今回老健からの救急搬送例の受入れと結果 を検討した. 【対象と方法】当施設で経験した過去4年半で71例の高齢認知症救急搬送例が対象. アルツハイマー型認知症52例, 脳血管性認知症19 例, \n男性31例, 女性40例, 年齢は69~96歳平均84.5歳. 救急搬送例の症状は持続的発熱32例, 意識障害18例, 呼吸障害5例, CPA4例などの切迫した状態であった. 【結果】71例中60例(85.9%) が連携後方病院に搬送され, それ以外の症例も, 他の病院の受入れは良好であった. 診断は通常肺炎20例, 誤嚥性肺炎16例, CPA7例, 急性心不全5例, 脳出血3例, 心筋梗塞, 脳梗塞各2例など死に至る病が多かった. 搬送後死亡例は43例(60.6%) であり, 特に当日死亡12例の平均年齢は91.8歳と超高齢であった. 生存28例中21例(75%)が当施設に再入所した. 【結語】90歳以上超高齢認知症例の急変時は老健における看取り制度を導入すれば, 高齢者医療費節減, 認知症高齢者の尊厳確保にも貢献できる. 続きを見る
21.

論文

論文
上山, 真美 ; 内田, 陽子 ; 小林, 千鶴
出版情報: 群馬保健学紀要.  30  pp.41-48,  2010-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,介護支援専門員をはじめとする支援者に対して行った,高齢者の排尿\nケアに関する学習会の評価と介護支援専門員が困難と感 じた事例の課題を明らかにすることで\nある。対象は,A地区の排尿ケアに関する学習会に参加し,協力の得られた50名とした。方法\nは,自記式質問紙法とした。結果,職種にかかわらず,約75%の者が,排尿ケアに関して困難\nと感じた課題を持っていた。学習会の内容については,約90%の者が役に立つと回答していた。\n一方,排尿日誌において学習した内容を実践してみようと思うと回答した者の得点は,役立つ\nと回答した者の得点に比べて低く有意な差がみられた(p=0.003)。また,全体で多かった課題\nは,「尿失禁の具体的ケア方法」,「受診を勧める時期」,「尿失禁のタイプ診断」であった。一方,\n介護支援専門員がその他の職種に比べて有意に高かった課題は,「オムツの種類・選択」であっ\nた。以上より,対象に合わせてオムツ選択ができるフローチャートやタイプ別排尿ケアアセス\nメント方法のフローチャートを開発し,それらを活用できるようにすることが求められる。 続きを見る
22.

論文

論文
野村, 昌史 ; 小池, 秀和 ; 松井, 博 ; 柴田, 康博 ; 羽鳥, 基明 ; 伊藤, 一人 ; 小林, 幹男 ; 鈴木, 和浩
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  59  pp.333-336,  2009-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />群馬大学医学部附属病院泌尿器科において2007年4月より2009年3月までに, 腎腫瘍に対する体腔鏡下手術を41例に施行. そのうち70歳以上は18例, 8 0歳以上に限ると5例に対して体腔鏡下腎摘除術を施行した. 80歳以上と80歳未満の症例において, 手術時間, 出血量, 飲水開始時期, 食事開始時期, 術後退院までの日数について検討したところ, 飲水開始時期以外には明らかな差を認めなかった. 80歳以上の高齢者においても安全性, 侵襲の面で80歳未満症例と差がないと考えられた. 続きを見る
23.

論文

論文
上山, 真美 ; 内田, 陽子 ; 小泉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.103-109,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,自宅で生活をしている認知症高齢者の排泄行動と家族の排泄介護に影\n響する要因を明らかにすることである。対象は,A町お よびB町で開催された認知症の講習会\nに参加し,調査に同意を得た48人とした。方法は,自記式質問紙法とした。結果,自宅で生活\nをする認知症高齢者は,尿とりパッドを使用しながらトイレで排泄している者が多く,家族の\n介護では,時間を見はからい声をかけている者が多かった。認知症高齢者の排泄行動や家族の\n排泄介護に影響する要因としては,以下の2点が明らかとなった。①自力での排泄行動に影響\nする認知症高齢者自身の要因は,「年齢が高い」,「認知症のレベルが重い」,「手足の不自由さ\nがある」であった。②家族の排泄介護に影響する要因は,「認知症高齢者自身に手足の不自由\nさがある」,「介護する家族の年齢が高い」であった。 続きを見る
24.

論文

論文
益田, 育子 ; 小泉, 美佐子
出版情報: 老年看護学 : 日本老年看護学会誌.  13  pp.23-31,  2008-11-01.  日本老年看護学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />本研究の目的は,通所リハビリテーションを利用する高齢者の健康管理自己効力感を探り,看護支援の方向怪を探ることである.対象者,男性36名,女性64名に調査を行 った.結果として,健康管理自己効力感の項目のうち,生活習慣に関する項目である「食事」「くすりの管理」「歯みがき」「体重維持」といった保健行動,「精神的安定」の平均値は高かった.平均点が低かった項目は,「健康を守るために必要な情報が集められる」「健康の維持について良い助言をしてくれる医師や看護師がみつけられる」であった.高齢者せ帯と2世代以上の世帯との比較においては,高齢者世帯の健康管理自己効力感が低かった.主観的健康感が良好な者と不良なものの比較においては,主観的健康感が不良な者の健康管理自己効力感が低かった.通所リハビリにおける看護支援では,健康を守るための情報提供や,新たな疾病や2次障害の予防などの個別・集団保健指導(相談)を積極的に行う必要があることが示唆された. 続きを見る
25.

論文

論文
奥村, 朱美 ; 内田, 陽子
出版情報: 老年看護学 : 日本老年看護学会誌.  13  pp.97-103,  2008-03-15.  日本老年看護学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />本研究の目的は,介護老人保健施設入所中の認知症高齢者のニーズを明らかにし,ケアに必要なことを検討することである.対象は,A介護老人保健施設入所中の認知症をも つ高齢者で,言語的コミュニケーションが可能なもの11名とした.方法は1対1の半構成的面接で情報を収集し,ニーズを現している言動を複数の研究者でカテゴリー化した.結果,ニーズとして,《人とつながっていたい》,《自分の生活の仕方・ペースを保ちたい》,《自分で何かやりたい》,《健康を保ちたい》,《周囲の人にはこのように自分と接して欲しい》,の5大カテゴリーが明らかになった.各ニーズの背景には介護老人保健施設入所中の認知症者の特徴がみられ,各ニーズの背景を考慮した工夫をケアに取り入れることが必要である. 続きを見る
26.

論文

論文
加藤, 真理 ; 久田, 剛志 ; 石塚, 全 ; 青木, 悠 ; 柳谷, 典子 ; 解良, 恭一 ; 宇津木, 光克 ; 清水, 泰生 ; 砂長, 則明 ; 土橋, 邦生 ; 森, 昌朋 ; 桑原, 英眞
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.81-86,  2008-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />症例は79歳, 男性. 咳嗽, 喀痰, 全身倦怠感などを主訴に前医を受診した. 肺炎を指摘され, 前医にてセフピ\nロムの点滴静注を受けたが, 改善せず紹介 入院となった. 入院時採取された喀痰よりMRSA が培養され, バ\nンコマイシンなどの抗菌剤投与が行われた. しかし, 肺炎は改善せず, 人工呼吸管理を必要とし, 肝機能障害\nなども出現したため, リネゾリド投与を開始した. 2週間の投与で肺炎は著明に改善し, その後は再燃なども\nなく退院可能となった. リネゾリド投与期間中に一過性の貧血および血小板減少を認め, 赤血球輸血を必要\nとしたが, その他の副作用は認めず, 有用であった. リネゾリドは, 高齢者においても認容性に優れた有用な\n抗MRSA薬であることが示唆されたが, その使用に際しては, 薬剤耐性化などの問題も考慮した上で, 適切\nに選択していくことが必要であると思われる. 続きを見る
27.

論文

論文
上山, 真美 ; 内田, 陽子 ; 小泉, 美佐子
出版情報: 群馬保健学紀要.  28  pp.71-78,  2008-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,①看護学生が老年看護学実習において認知症高齢者にケアを実践した\nことによるアウトカムの変化とケア実施率,②改善がみ られたアウトカム項目に対する学生の\nケア実施率を明らかにすることである。対象は,A大学4年生26名の看護学生とその受け持ち\nの認知症高齢者26名である。方法は,学生に高齢者の状態やケア内容をチェックする「認知症\nケアアウトカム評価票」の記入を,実習前後に求めた。結果,実習後のアウトカムが改善され\nた項目で多かったものは,「楽しい事に対する表現・笑顔」,「外見」,「過去の趣味・生きがいの\n実現」,「コミュニケーション」であった。この項目に対するケア実施率で高かったのは,『本\n人の好きな活動や会話を取り入れる』,『本人の過去・生い立ちの理解』,『整容を行う』,『訴え\nを聴く』などであった。反面,全体のアウトカム項目に対する『原因・背景の追究』などにつ\nいては,実施率が低かった。以上,教員は学生が高齢者のアウトカムを高められるようなケア\n実践ができるように支援していく必要がある。 続きを見る
28.

論文

論文
中山, かおり 75a3df77ae63b6d85f7f5c01ec4a592c ; 臼田, 滋 ; 佐藤, 由美 ; 山田, 淳子 ; 沼田, 加代 ; 根岸, 恵子 ; 佐藤, 和子 ; 白井, 久美子 ; 齋藤, 泰子
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.71-78,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は,「第1回高齢者パワーアップ教室」と「第3回高齢者パワーアップ教\n室」における「転倒予防自己効力感尺度」「身体機能測 定値」「転倒リスクアセスメント」「日\n頃の仕事や家事」「運動習慣」「転倒経験」の変化を明らかにし,山間過疎地域で生活する高齢\n者の転倒予防について,支援の方向性を検討することである。研究対象は,第1回と第3回の\n両方の「高齢者パワーアップ教室」に参加した14名である。調査内容は,身体機能4項目,骨\n密度測定,転倒リスクアセスメント14項目,転倒予防自己効力感尺度10項目,仕事や家事によ\nる身体活動,運動習慣,転倒経験である。\nその結果,日頃からよく身体を動かしており,移動能力の向上が認められたが,その一方で,\n転倒予防に欠かせない調整力が低下していることが明らかとなった。また,服薬や日頃からの\nサンダルやスリッパの使用で「転倒リスクあり」の割合が高いことが明らかとなった。このこ\nとから「調整力の維持・向上につながる運動プログラムの提供」「履物や服薬等による転倒予\n防の危険性についての情報提供」を盛り込んだプログラム実施の必要性が示唆された。 続きを見る
29.

論文

論文
沼田, 加代 ; 根岸, 恵子 ; 平良, あゆみ ; 佐藤, 和子 ; 飯野, 理恵 ; 中山, かおり ; 佐藤, 由美 ; 齋藤, 泰子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  56  pp.25-32,  2006-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】 高齢化率 (50.7%) の高い山間過疎地域において, 40歳以上の住民に健康・生活に関する調査を行った. 【対象と方法】 40~64歳は, 968人全住民を対象とし, 自記式質問紙調査を実施した. 65歳以上には, 1/10年齢別層化無作為抽出による156人を対象に, 聞き取り調査を実施した. 【結 果】 回答率は, 40~64歳は87%, 65歳以上は98%であった. 40~64歳の特徴として, 喫煙者は3割おり, ブリンクマン指数600以上が喫煙者の半数であった. また, 飲酒者のうち毎日の飲酒が半数であった. 肥満は3割おり, 男性の肥満の割合が高かった. 65歳以上の特徴として, 罹患率は7割であった. また, 受診や買い物は「村外」が8割であった. 将来は「今の自宅で暮らしたい」と望んでいる者は8割であった. 【結 語】 喫煙・飲酒などの嗜好品への対策, 肥満対策, 住み慣れた自宅で生活するための体制整備など成人・老年期における健康づくりや介護予防事業の重要性が示唆された. 続きを見る
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論文

論文
沼田, 加代 ; 根岸, 恵子 ; 平良, あゆみ ; 佐藤, 和子 ; 臼田, 滋 ; 佐藤, 由美 ; 中山, かおり ; 齋藤, 泰子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.27-34,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】山間過疎地域である群馬県N村(高齢化率51%)において,高齢者の転倒予防を検討することを目的に,転倒と関連する運動実態を明ら かにする。【対象】N村MとS地区に居住する高齢者女性25名【内容】1.運動および転倒に関する状況,2.バランスおよび筋力測定,3.骨密度測定および歩数測定【結果】平均年齢は71.3±5.4歳であった。1.連動は「毎日する」が64%であり,内容は「歩く」と「体操」が多かった。転倒経験者は16%おり,転倒リスク者は24%であった。転倒予防自己効力感尺度では,「階段を下りる」と「でこぼこした地面を歩く」に「自信がない」との回答が多かった。2.バランスおよび筋力測定が,「いい状態」の割合は,片脚立位保持時間テストは56%,FRTは36%,TUGは96%,膝伸展筋力テストは4%であった。3.骨密度の健常領域は36%であった。平均歩数は7755.9±3118.9歩であった。【結論】筋力機能の低さや転倒のリスク者がいることから,地域の実情を考慮した個別の運動の推奨および転倒予防の支援の必要性が示唆された。 続きを見る
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論文

論文
佐藤, 由美 ; 沼田, 加代 ; 臼田, 滋 ; 長岡, 理恵 ; 浅川, 康吉 ; 佐光, 恵子 ; 矢島, まさえ ; 小林, 亜由美 ; 小林, 和成 ; 大野, 絢子
出版情報: 群馬保健学紀要.  24  pp.71-80,  2004-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】高齢者の転倒による寝たきり防止対策を検討することを目的に, 高齢者の運動実態と運動機能との関連を明らかにする。【対象】H町K 地区に居住する65歳以上の高齢者35名である。【内容】内容は, 1.運動および転倒に関する状況(基本属性, 日常生活における運動の頻度・内容, 転倒の経験の有無), 2.バランスおよび筋力測定, 3.骨密度測定, 4.歩数測定【結果および考察】対象35名のうち, 男性11名, 女性24名であり, 結果は次の通りであった。日常的な運動の内容は, 「歩く」が51.7%であった。運動を「ほとんどしていない」が40.0%であった。自宅で「じっとしていることが多い」人が42.9%であった。歩数の平均値は, 男性は5983±4913歩であり, 女性は4429±2252歩であった。男女ともに加齢とともに歩数が減少する。男性よりも女性で歩数が多いほど, 筋力や骨密度が高い傾向にあった。日常生活の中で歩数を増やすための対策を検討していく必要性が示唆された。 続きを見る
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論文

論文
池添, 冬芽 ; 浅川, 康吉
出版情報: 体力科學.  52  pp.950-950,  2003-11-01.  日本体力医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
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論文

論文
綿貫, 早美 ; 狩野, 太郎 ; 亀山, 絹代 ; 筑井, 夕佳織 ; 諸田, 了子 ; 中野, 良子 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  23  pp.109-116,  2003-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />術後せん妄は重大な医療事故につながる合併症である。術後せん妄は医師と看護師が共に責任を持つべき問題であるが,高齢者の術後せん妄予防に 向けた看護介入を検討した報告は少ない。今回我々はせん妄の発症率,発症時期,症状,発症因子を分析した。対象と方法:1998年~2000年の3年間に当院泌尿器科で手術を受けた65歳以上の高齢者502人を対象に,カルテ及び看護記録から遡及的にデータ収集を行った。収集したデータをもとに術後せん妄発症率及び発症のピーク時期,症状などを分析した。また,502人中,せん妄を発症した22人を「せん妄群」とし,せん妄群と性,年齢,術式,麻酔の種類を一致させた22人を抽出し「非せん妄群」とした。せん妄群と非せん妄群を比較しせん妄発症に関連する要因を分析した。結果:せん妄の発症率は腰椎麻酔患者で2.2%,全身麻酔患者で17.1%だった。術後せん妄の発症ピークは,全身麻酔患者で術後2-3日目,腰椎麻酔患者で術当日の夜だった。せん妄の発症に関連する要因として,1)不眠・昼夜逆転 2)視聴覚障害 3)鎮痛・鎮静剤の使用が明らかとなった。結論:術後せん妄予防のため,術後早期から睡眠の援助,眼鏡や補聴器の使用,鎮痛・鎮静剤の適正使用の援助を実施することの重要性が示唆された。 続きを見る
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論文

論文
池添, 冬芽 ; 浅川, 康吉
出版情報: 体力科學.  51  pp.661-661,  2002-12-01.  日本体力医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
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論文

論文
島田, 裕之 ; 内山, 靖
出版情報: 50.  6  pp.892-,  2001-12-01.  日本体力医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
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論文

論文
小泉, 美佐子 ; 伊藤, まゆみ ; 宮本, 美佐
出版情報: 群馬保健学紀要.  20  pp.103-112,  2000-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究の目的は青年期と老年期における希望レベルを評価し,希望ならびに失望のとらえ方を明らかにすることである。青年期の看護学生77名と 在宅の高齢者164名を対象に日本語版Herth Hope Index (HHI)を用いて希望レベルを測定し,希望の焦点,希望を育む資源,失望の原因あるいは状況,希望が消えそうになったときの対処,希望に関する周囲の支援,希望の意味について半構成的質問によるデータの質的分析を行った。日本語版HHI希望得点は両群にほとんど差がなかった。「将来に目標がある」,「精神的支えがある」の項目で看護学生の方が高齢者よりも有意に得点が高かった。逆に,「芯の強さをもつ」,「将来不安がある」では高齢者のほうが看護学生よりも有意に得点が高かった。希望の焦点に関して,多くの看護学生は職業的自立や結婚など青年期以降の発達課題に関連した事柄をあげていた。一方,高齢者は残された人生を健康で自立した生活を送る,趣味の上達を初めとする自己実現のニーズ,日々を楽しく生きる,家族や仲間との交流などをあげていた。その他,青年期と老年期の特徴を反映した希望と失望に関する分析結果を得ることができた。そして,これらの質的データは青年期と老年期の希望レベルの測定結果を裏付ける内容であった。 続きを見る