1.

論文

論文
Ishihara, Chiaki ; Ishida, Kazuo ; Hosokawa, Mai ; Kyoya, Ayumi ; Mochizuki, Ruka ; Fujimoto, Keiko ; Kanda, Kiyoko ; 石原, 千晶 ; 石田, 和子 ; 細川, 舞 ; 京田, 亜由美 ; 望月, 留加 ; 藤本, 桂子 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  71  pp.177-186,  2021-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
2.

論文

論文
Kazue, Hirai ; Kanda, Kiyoko ; Hosokawa, Mai ; Takagai, Junko ; 平井, 和恵 ; 神田, 清子 ; 細川, 舞 ; 高階, 淳子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.43-49,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【目的】日本人がん患者が表現する倦怠感の感覚を明らかにし, その特徴を明らかにする. 【方法】入院または通院中の日本人がん患者400名を対象に自由記載による質問紙調査を行い質的分析を行った. 【結果 】全237コードから身体的感覚, 精神的感覚, 認知的感覚, 言葉にできない感覚の4コアカテゴリが抽出された. 【考察】身体的感覚は「身体に知覚される不快な感覚,身体機能の低下,身体コントロール感の喪失に特徴づけられる感覚」, 精神的感覚は「心身の活動に対する意欲や気力の低下, 精神的安寧の阻害に特徴づけられる感覚」,認知的感覚は「思考や集中力の低下に特徴づけられる感覚」,言葉にできない感覚は,????他者に理解できるような表現のしにくい感覚」と説明された.日本人がん患者の表現する倦怠感は「エネルギー欠乏に関連した機能状態の低下および不快さに特徴づけられる主観的で多次元的な感覚」と説明でき日本語圏外での先行研究に一致した. 続きを見る
3.

論文

論文
小和田, 美由紀 ; 登丸, 真由美 ; 角田, 明美 ; 藤本, 桂子 ; 二渡, 玉江 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.79-80,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
4.

論文

論文
京田, 亜由美 ; 瀬山, 留加 ; 神田, 清子 ; 二渡, 玉江 ; 須永, 知香子 ; 深澤, いく子 ; 坂田, みゆき
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.236-236,  2011-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
5.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 武居, 明美 ; 新井, 香 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  59  pp.351-356,  2009-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】がん患者の家族は, 患者と同様に現状や将来に関して悩み, 苦悩している. そこで本研究の目的は, がん患者の家族を対象としたこれまでの介入研究 の成果を集約し, Priority Symptom Management (PRISM) Levels of Evidenceの基準に従い分類しながら整理することで, 動向と今後の課題を明らかにすることである. 【対象・方法】データベースはPubMed, CINAHLを用い, 2000年~2009年3月を検索期間とした. 検索用語は, "family of cancer patient", "educational intervention" または "psychology intervention" と特定し, Nursing Journalで制限をかけ, 抽出論文にハンドサーチを加えた. それらを集約し, RopkaらPRISMを参考に, エビデンスレベルの分類を行った.【結果】分析対象論文は27文献であり, エビデンスレベルは高い方から順に, 1: 2件, 2: 8件, 3: 14件, その他: 3件であった. 【結 語】 Jeannieらの先行研究と比較すると, 2000年以降の介入研究では, (1)十分な無作為化, (2)アウトカムの測定に信頼性のある尺度を採用している, (3)家族をシステムととらえた介入モデルを描いている点で発展がみられた. 続きを見る
6.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 石田, 和子 ; 中島, 陽子 ; 吉田, 久美子 ; 角田, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.31-38,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん患者の日常生活動作(Activities of Daily Living 以下ADL)は,病状の進行に伴い\n低下し,終末期にお いてはそれまでの自立した生活を維持することが困難となる。しかし,ほ\nとんどの患者はできる限り自分のことは自分でやりたいと願っているため,自尊心の低下が起\nきないよう援助する必要がある。そこで本研究の目的は,大学病院の一般病棟で終末期を過ご\nしたがん患者のADL が障害されてからの生存期間を診療録や看護記録から明らかにした。さ\nらに,患者や家族の希望が最後の時まで保たれるような生活支援について検討を行った。\n対象者は,大学病院の一般病棟でがんにより死亡した患者42名とし,診療録に記載された医\n師,看護師などの記録から,対象者の移動,排便,排尿,食事,水分摂取,会話,応答の能力\nが障害された時期をデータとして収集した。\nその結果,すべてのADL は死亡日が近づくにつれて低下していたが,死亡5日前ごろから\n障害を抱える対象者の数は顕著に増加していた。障害を受ける期間の長いADL としては移動,\n排便,排尿があげられ,食事,水分摂取は死亡5日前,応答,会話は死亡1日前に障害を抱え\nる対象者が多かった。\n終末期がん患者は会話や応答の機能が比較的最後まで維持されるため,患者の希望や反応を\n確実に把握し,患者自身の自律性を損なわないようなかかわりが看護支援の基盤を形成すると\n示唆された。 続きを見る
7.

論文

論文
細川, 舞 ; 平井, 和恵 ; 皆川, 理穂 ; 高階, 淳子 ; 武居, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.63-70,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />【目的】がん治療として,化学療法を受けている患者と放射線療法を受けている患者の\n倦怠感を比較し,治療による特徴を明らかにすることを 目的とした。【対象と方法】A大学病\n院・B病院に入院・外来通院中の化学療法を受けている患者と放射線治療を受けている患者を\n対象とした。対象者にCancer Fatigue Scale(CFS)を使用し自己記述式質問票調査を実施し\nた。同時に一般的背景と,倦怠感に影響を与えていると考えられている症状をあわせて17項目\nを調査した。【結果】対象者は化学療法患者148名,放射線療法患者87名であった。CFS 総合\n得点は,化学療法患者は平均23.4点(SD9.0),放射線療法患者は平均21.2点(SD9.1)であり\n有意差はなかった。CFS 下位尺度得点においても治療間での有意差はみられなかった。それ\nぞれの調査項目間での有意差があった項目はPS,疼痛,発熱,不眠,孤独感,呼吸困難,が\nんの部位の7項目であった。しかし治療間での交互作用があったものは発熱のみであった。\n【考察】本研究の結果より,放射線療法を受ける患者は発熱により倦怠感が増強することが明\nらかにされた。これは,放射線療法は局所治療であり治療部位により倦怠感出現に差があるも\nのの,発熱症状により倦怠感が増強したと考える。化学療法患者では発熱の有無にかかわらず\n倦怠感は強い。しかし,両治療群ともにCFS 総合得点はカットオフポイントである19点以上\nを呈しており,今後は強い倦怠感を有する群での治療別による倦怠感の特徴を明らかにするこ\nとが必要である。 続きを見る
8.

論文

論文
平井, 和恵 ; 高階, 淳子 ; 石田, 和子 ; 細川, 舞 ; 田村, 遵一 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.189-195,  2008-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】治療期/慢性期のがん患者, および非がん初診患者(総合診療部外来初診患者のうち, がんの既往\nや疑いのない者) の倦怠感を比較し, 各々の特徴につ いて考察する. 【対象・方法】質問紙調査. 倦怠感は\nCFSを用いて測定し, 倦怠感以外の症状として発熱・嘔気・下痢・睡眠障害・疼痛・呼吸困難の有無を問う\nた. 有効回答が得られたがん患者283名, 非がん初診患者353名を分析の対象としt検定を行った. 【結\n果】がん患者ではその他の症状の有無により倦怠感に有意差があったが, 非がん初診患者では発熱と睡眠\n障害がある場合のみ有意差があった. 非がん初診患者は, その他の症状の有無に関わらず倦怠感は日常生活\nに著明な支障を表すレベルにあったが, 主訴に挙げた者はわずか4.8%であった. 【結語】がん患者の倦\n怠感は, その他の症状のコントロール状況が反映する. 非がん初診患者は主訴に挙げなくても倦怠感が強い\nことを考慮する必要がある. 続きを見る
9.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 石田, 和子 ; 中島, 陽子 ; 吉田, 久美子 ; 角田, 明美 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  28  pp.51-59,  2008-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />がん患者の終末期におけるせん妄発症率は,68~90%であり,さまざまな精神症状を呈\nすることで,患者や家族のQOL を低下させる一 因となっている。そこで本研究の目的は,せ\nん妄を呈したがん患者の満たされないニーズを明らかにし,必要な看護支援の検討における基\n礎的資料とすることとした。\n対象者は,がんにより死亡した患者のうち,せん妄症状を呈した30名とした。データ収集は,\n診療録に記載された医師,看護師の記録から対象者のニーズに関連した記載を抽出し,集計を\n行なった。\nその結果,せん妄を発症したすべての対象者が臨終前には何らかの満たされないニーズを抱\nえていたが,その出現頻度には偏りがみられた。疾患による差異は認められなかったが,複数\nの満たされないニーズを抱えていた者は他臓器への転移を認める患者であった。特に出現頻度\nの高い満たされないニーズはコミュニケーションであり,53.3%であった。原因は情動障害や\n失見当識などによる重度の意識障害などであり,出現時期はそれぞれ平均死亡12.0日前であっ\nた。また,呼吸や睡眠も47.0%と高い頻度で満たされないニーズとなっていたことが明らかと\nなった。\nせん妄を呈する終末期がん患者はコミュニケーション障害を抱える場合が多いため,基本的\nニーズを枠組みとしたアセスメントが有用であると考えられた。また看護師は,患者が自らの\n思いをいつまでも伝えられる手段として言葉をしたためることも大切であることを認識し,折\nに触れて伝えることも重要であることが示唆された。 続きを見る
10.

論文

論文
赤石, 三佐代 ; 神田, 清子
出版情報: 群馬保健学紀要.  26  pp.35-42,  2006-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本研究は,放射線治療を受けるがん患者の生活再構築のプロセスを明らかにし,看護支援を検討することを目的とした。初めて放射線治療を受けた 患者で,研究参加の同意が得られた者10名に,治療の開始時点・中間時点・終了時点に半構成的面接調査法,参加観察法を用いて調査し,質的帰納的に分析した。対象者別分析後,生活再構築プロセスの分析を行い,その後タイプ別分析を行った。対象者の生活再構築に向けてのプロセスの共通性を検討した結果,【初期の反応】【取り組みの姿勢】【副作用の認知】【生活の再構築】【終了時の反応】という5つの局面が認められた。これらの局面から個人プロセスを比較すると『生活不変感情楽観型』(3名),『生活不変感情依存型』(3名),『生活縮小感情前向き型』(3名),『生活縮小感情抑制型』(1名)の4つのタイプに分けられた。これら生活再構築局面における個々のタイプを理解し,放射線治療を続けながら生活の再構築ができるよう支援していくことが重要であることが示唆された。 続きを見る