1.

論文

論文
Takeuchi, Nobuyuki ; 竹内, 伸行
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.405-409,  2011-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />[背景・目的]近年,経験年数の少ないスタッフのアクシデントが増加している.しかし経験年数とアクシデ\nント発生頻度の関連性に関する報告は散見される程度である .本研究の目的は若年理学療法士および作業療\n法士の経験年数とアクシデント発生頻度の関連性を検討し,経験年数がアクシデント発生頻度の予測に有用\nか否かを明らかにすることである.[対象と方法]対象は本庄総合病院理学療法,作業療法部門で生じたア\nクシデント事例42例であった.各事例に関与したスタッフの経験年数と経験年数別発生件数を集計し,両者\nの関連性を相関係数と回帰分析にて検討した.[結 果]経験年数と発生件数の間には強い負の相関\n(rs=-0.82)を認め,有意な回帰式(発生件数=10.855-1.173×経験年数,R2=O.79, pくO.OOI)が得られた.\n[結 語]若年療法士の経験年数とアクシデント発生頻度には関連性があり,経験が少ないほど発生頻度が\n高いと示唆された.経験年数はアクシデント発生頻度を予測する因子として有用であると考えられた. 続きを見る
2.

論文

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福田, 春枝 ; 荒川, 千秋 ; 吉田, 亨 ; 佐々木, かほる ; 斉藤, 基 ; 行木, 真由美 ; 木暮, 総子 ; 小野, 道子 ; 小林, 秀代 ; 星野, 悦子 ; 正田, 美智子
出版情報: 群馬保健学紀要.  22  pp.11-16,  2002-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />看護は, 人の生命・生活に深く関わり支えるという価値をもつものである。そこで看護婦・士の自尊感情に視点を当て, 経験年数, 年齢, 仕事満足度および就業意向との関連を明らかすることを目的とした。G県内の病院に勤務する看護職者3,895名に質問紙を配布し, 同意を得られた3,345名を対象とした。回収率は85.9%であった。自尊感情についての分析では保健婦, 助産婦, 准看護婦を除いた看護婦・士のみを対象とし, 2,712名(69.6%)の回答を分析した。結果は以下の通りであった。1.経験年数および年齢が増すと, 自尊感情得点は有意に高くなる傾向が見られた。2.仕事に対して満足している者は, 自尊感情得点が高かった。3.退職年齢まで就業継続したいと望んでいる者は, 自尊感情得点が高かった。以上の結果より, 自尊感情と経験年数, 年齢, 仕事満足度およ職業継続とは, それぞれ密接に関連していると考えた。今後は日常業務の中で, 自尊感情を高めることが望まれる。 続きを見る