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「結局」の意味と用法

フォーマット:
論文
責任表示:
俵山, 雄司
言語:
日本語
出版情報:
群馬大学国際教育・研究センター, 2010-03
著者名:
俵山, 雄司  
掲載情報:
群馬大学国際教育・研究センター論集
ISSN:
2185-8209  CiNii Research  Webcat Plus  JAIRO
通号:
9
開始ページ:
33
終了ページ:
50
バージョン:
VoR
概要:
application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />本稿では「結局」という語を、副詞的なものと接続詞的なものに分けた上で、その意味と用法について考察を行った。その結果、両者ともに、結果を表す「事態叙述」と結論を表す「判断叙述」の2タイプがあることが確認された。その他、「結局」について以下の2つの特徴を指摘した。1)「結局」を含む文の成立には、先行研究で言及されていた否定的ニュアンスではなく、先行文 脈中あるいは話者の認識のレベルでの紆余曲折の過程が必要である。2)「事態叙述」タイプにおいて、副詞「ついに」「とうとう」と比較した場合、「結局」は後件の事態の成立に対しての待ち望みや期待には無関心であり、「結果としてそうなっただけだ」ということを中立的な伝達態度で述べるものである。 続きを見る
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