1.

論文

論文
Shirabe, Ken ; Harimoto, Norifumi ; Koyama, Hiroshi ; 調, 憲 ; 播本, 憲史 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  70  pp.235-242,  2020-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景・目的】 COVID-19感染症は世界的なパンデミックの状況となった.日本でも2020年1月から5月にかけて大きな感染拡大が見られた.中国では,感染率は地域によって大きな差があり,人口密度の高 い地域ほど高いことが報告されている.本邦においても都道府県ごとの累積感染者数が大きく異なるものの,詳細な検討はない. 【対象と方法】 日本において初発患者が見られた2020年1月16日から多くの都道府県で流行がほぼ終息し始めた2020年5月3-6日までの約110日間における47都道府県におけるCOVID-19に対するPCR検査陽性者(累積感染者)の数を都道府県人口で除した累積感染者の割合(累積感染割合)と人口集中度,人口密度,公共交通機関を用いて通勤・通学する人の割合,人口当たりの乗用車保有台数の指標との相関を単・多変量解析を用いて検討した.さらにCOVID-19感染者のうち,感染経路が不明な者,調査中など明らかな感染経路不明な感染者を感染経路不明割合としてそれぞれの因子との関連を単・多変量にて解析した.さらに回帰直線の95%信頼区間を超えて高い感染率を示す都道府県について検討をした. 【結 果】 単変量解析では都道府県別の累積感染割合とすべての因子は有意な相関を示した.多変量解析では累積感染割合では人口密度が独立した因子として選択された.さらに感染経路不明割合とすべての因子は単変量解析で相関した.同様に多変量解析では人口密度と公共交通機関を用いて通勤・通学する人の割合が独立した因子として選択された.回帰直線の95%信頼区間を超えて感染率の高い都道府県には石川,富山,福井県,高知県,東京都,北海道などが挙げられた. 【結 論】 COVID-19累積感染割合は人口密度などの因子と強い相関を認め,ポストコロナの時代に向けて「密集」,「密接」を回避するライフスタイルの導入が重要と考えられた.95%信頼区間を超えて感染割合の高い都道府県においては観光や夜の繁華街など人口密集の要因以外が関与している可能性があり,地域別の詳細な解析が今後の感染対策に有用と考えられた. 続きを見る
2.

論文

論文
齋藤, 貴之 ; 岸, 美紀子 ; 鯉淵, 典之 ; 小山, 洋 ; 坂本, 雅昭 ; 石崎, 泰樹
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  69  pp.263-265,  2019-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
3.

論文

論文
久保, 斐嵩 ; 手代木, 秀太 ; 中野, 匡人 ; 小川, 勇之助 ; 山崎, 千穂 ; 亀尾, 聡美 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  67  pp.263-263,  2017-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
4.

論文

論文
Erdene, Khongorzul ; 対馬, 義人 ; 中島, 崇仁 ; 亀尾, 里美 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  67  pp.68-68,  2017-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
5.

論文

論文
近藤, 泰之 ; 高橋, 篤 ; 津久井, 智 ; 亀尾, 聡美 ; 井上, 顕 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  66  pp.256-256,  2016-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
6.

論文

論文
Murayama, Yuri ; Yamamoto, Rinko ; Yamaguchi, Miho ; Yamazaki, Chiho ; Nakazato, Minato ; Koyama, Hiroshi ; 村山, 侑里 ; 山本, 林子 ; 山口, 美穂 ; 山崎, 千穂 ; 中澤, 港 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.41-51,  2012-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />[背景・目的]日本の農村部においては白殺が大きな社会問題となっており,それに関連する抑うっ状態へ\nの対応やうつ予防が重要な健康問題となっている.原因となるライフスタイル要因は性別や年齢層によって\ n大きく異なるものと考えられ,本研究では,性・年齢別に抑うつ状態とライフスタイル要因との関連について\n解析を行い,性・年齢別の関連構造の特異性および共通性を明らかにすることを目的とした.[対象と方法]\n群馬県K村の住民健康診断受診者(男性144名,女性217名,平均年齢58.5歳)を対象に質問紙による調査を\nおこなった.質問紙は健康チェック票THIからの抑うつ尺度10項目(THI-D)を含む自記式質問票「こころ\nのチェックシート」を用いた.男女それぞれを60歳未満・60歳以上に層化し,層ごとにライフスタイル要因\nの変数と抑うつ尺度の関連性を順位相関係数によって検討した後,Rの拡張パッケージsemを用いて共分散\n構造分析を行った.[結 果]抑うつ尺度と関連性が認められたライフスタイル要因は,仕事上の心配,対\n人関係の悩み,幸福感,同居人数,通院,疾病苦,親戚友人数,睡眠,飲酒,運動であった.性・年齢層ごとの4群\n別々に共分散構造分析を行い,各群とも十分な説明力をもっモデルが得られた.全ての群で共通して抑うつ\n状態と関連が認められた因子は「対人関係の悩み」と「仕事上の心配」であった.これらの要因は潜在因子「社\n会的機能不全」を介して抑うつ尺度の高さに影響を与えていた.「社会的機能不全」と抑うつ尺度の高さは正\nの相関関係にあることが示された.各群の特徴的な潜在因子および関連構造としては,1)60歳未満の男性に\nついてのモデルでは飲酒頻度や適切な睡眠時間が潜在因子「生活上のゆとり」を介して抑うつ尺度の低さと\n関連,2)60歳以上の男性では非独居であることと親戚友人数の多さが潜在因子「対人艮好性」を介して抑う\nつ尺度の低さに関連,3)60歳未満の女性では「通院」していることと「疾病苦」を有することが潜在因子「有\n病状態」を介して抑うつ尺度と関連,4)60歳以上の女性では「親戚友人数」の少なさと「疾病苦」の高さが\n潜在因子「内向性」を介して抑うつ尺度と正の関連を有することが示された.[結 語]抑うつ状態に共通\nして関連するのは対人関係の悩み・仕事上の心配であるが,関連するライフスタイル要因の構造は性・年齢群\nによって異なることが示された.抑うつ状態に対する支援やうつ病予防対策は性・年齢ごとに適した対応が\n求められると考えられた. 続きを見る
7.

論文

論文
山口, 実穂 ; 村山, 侑里 ; 恩田, 林子 ; 三ツ橋, 実千代 ; 山崎, 千穂 ; 中澤, 港 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.115-116,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article
8.

論文

論文
茂木, 文孝 ; 松永, 弘子 ; 田中, 直美 ; 川崎, 容子 ; 真鍋, 重夫 ; 千木良, 英昭 ; 高橋, 健郎 ; 猿木, 信裕 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  60  pp.345-351,  2010-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】地域がん登録はがん対策の企画や評価には不可欠で, 安定した高い登録精度が要求される. 群馬県がん登録の精度がどのような要因の影響を受けて変化し てきたかを明らかにする. 【対象と方法】1994年から2009 年までの届出数や精度と, がん登録関連法令,厚生労働省研究班や県内のがん登録に関係する会議との関連を年次別に整理し検討した. 【結果】当初は順調に届出数が増加したが, 1999年から国や群馬県で個人情報保護の検討が行われたのに呼応して届出数は減少し, 個人情報保護法が制定された2003年には最低になった. しかし, 2004年にがん登録精度向上を目的とする群馬大学特別支援事業が立ち上がり, 健康増進法と厚生労働省の研究班やがん医療均てん化政策よる追い風を受けてがん登録の整備を推進した結果, 届出数は再び増加し精度が向上した. 【結語】がん登録の精度は法令や政策の影響を受けてきた. 安定した精度を得るにはがん登録の法制化が望ましい. 続きを見る
9.

論文

論文
山口, 実穂 ; 村山, 侑里 ; 恩田, 林子 ; 三ツ橋, 実千代 ; 山崎, 千穂 ; 中澤, 港 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  59  pp.231-240,  2009-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】労働者の抑うつ気分は職域ストレスだけでなく様々な社会環境要因の影響を受けていると思\nわれる. それら要因と抑うつ気分との関連性は男女で異なる ことが予想される. 【対象と方法】企業労働者\n649名に質問紙調査を実施した. 回収率は91.7% (うち有効回答率96.5%) であった. 因子分析を行い, 男女の\n因子構造を比較・検討した. 【結果】男女ともに固有値1以上の因子が5つ推定された. 男性の第1因子\nは抑うつ状態を問う12項目が高い因子負荷量を示したが, 女性ではこれらがほぼ第1因子(人生空疎), 第2\n因子(自己卑下) に2分された. 職域でのストレスを問う項目は男性のみ, 抑うつ状態を表す第1因子に対し\nてやや高い因子負荷量を示した. 【結語】女性の抑うつ気分は人生空疎及び自己卑下の要素を伴うもの\nの2種類があり, また職域ストレスとは関連が見られなかった. 一方男性では抑うつ気分と職域ストレスに\n関連が見られた. 続きを見る
10.

論文

論文
村山, 侑里 ; 恩田, 林子 ; 中澤, 港 ; 小山, 洋
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  58  pp.357-357,  2008-08-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article