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図書

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松房利憲, 新井健五編集
出版情報: 東京 : 医学書院, 2016.1
シリーズ名: Standard textbook ; . 標準作業療法学専門分野 / 矢谷令子監修||ヒョウジュン サギョウ リョウホウガク センモン ブンヤ
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論文

論文
北澤, 一樹 ; 勝山, しおり ; 新井, 美紀 ; 大瀧, 瑞穂 ; 長谷川, 拓実 ; 下田, 佳央莉 ; 外里, 冨佐江
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  65  pp.221-227,  2015-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />目的:メンタルローテーション課題遂行時に, 視線計測装置を用い, MR 課題時のMR 反応時間と利き眼間での注視回数・部位の関係について検討することを目的とした.方法:健常大学生12名, 男性5名, 女性7名(平均年齢21.3±1.7歳), うち右利き眼5名, 左利き眼7名であった. アイマークレコーダーを装着し,手の写真から右手,左手を判断するメンタルローテーション課題を行い,その反応時間,視線の注視回数, 部位を記録した.結果:左利き眼者は右利眼者に比べ反応時間が短く注視回数も少なかった. MR 反応時間と各部位の合計注視回数で相関が認められ, MR 反応時間が速いほど注視回数は少なかった. 部位別に見ると, 利き眼によって見ている箇所に大きな差はなかった. Visual analogue scaleにおいて, 難易度・疲労度とMR 反応時間・利き眼では相関は認められなかった.考察:物の視覚認知では, 利き眼が大きく影響しており, 利き眼間で差が出るのは視覚入力ではなく脳内での視覚情報の処理過程にあることが示唆された. 続きを見る
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論文

論文
Kato, Yuri ; Lee, Bumsuk ; Tsuchiya, Kenji ; Shimoda, Kaori ; Katsuyama, Shiori ; Tozato, Fusae ; 加藤, 由里 ; 李, 範爽 ; 土屋, 謙仕 ; 下田, 佳央莉 ; 勝山, しおり ; 外里, 冨佐江
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.197-203,  2014-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />本研究では在宅神経難病患者の健康関連QOL の調査を行い, 関連する要因について検討した. 研究に同意の得られた在宅生活を営む神経難病患者とその家族43例を対象とし質問紙を用い調査を行った. 健康関 連QOL はMOS 36-Item Short-Form Health Survey(SF-36)を,基本的ADL はBarthel Index (BI),手段的ADLはFrenchay Activities Index (FAI), 心理的適応はThe Nottingham Adjustment Scale Japanese Version(NAS-J) を尺度とした. SF-36の身体機能, 日常役割機能(身体), 日常役割機能(精神), 社会生活機能はBI・FAI 得点と, SF-36の全ての下位尺度得点がNAS-Jの下位尺度と正の相関が認められた. 在宅神経難病患者の健康関連QOL にはADL,手段的ADL のみならず心理的適応が関連していた.(Kitakanto Med J 2014;64:197~203)<br />In this study, we investigated the health-related quality of life (QOL) in home care patients with intractable neurological diseases(IND)to clarify the factors correlated with the health-related QOL. We administered a questionnaire to 43 study subjects (home care patients with IND and their family members),who consented to study participation. The health-related QOL was evaluated with the MOS 36-Item Short-Form Health Survey(SF-36). Concerning the factors correlated with the health-related QOL, we used the Barthel Index (BI), Frenchay Activities Index (FAI), and Nottingham Adjustment Scale Japanese Version (NAS-J)to assess basic ADL,instrumental ADL,and psychological adjustment, respectively. The SF-36 subscales of physical functioning, role physical, role emotional, and social functioning were positively correlated with both BI and FAI scores,and all of the SF-36 subscales with NAS-J subscale scores. Thus, the health-related QOL of home care patients with IND was correlated not only with basic and instrumental ADL,but also psychological adjustment.(Kitakanto Med J 2014;64:197~203) 続きを見る
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論文

論文
Hara, Daichi ; Yamaguchi, Shunsuke ; Shimoda, Kaori ; Katsuyama, Shiori ; Masuda, Tatsuki ; Toeda, Haruka ; Nakazawa, Nobuaki ; Lee, Bumsuk ; Tozato, Fusae ; 原, 大地 ; 山口, 俊輔 ; 下田, 佳央莉 ; 勝山, しおり ; 増田, 樹 ; 十枝, はるか ; 中沢, 信明 ; 李, 範爽 ; 外里, 冨佐江
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.37-42,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【序論】Mental rotation (以下,MR) とは, 3次元空間で自由に回転する図形が何であるのかを照合する心的活動である.リハビリテーション領域においても治療的介入手段として,MR の基 礎研究・臨床応用が進められている. 身体部位を用いた回転画像を提示した時の反応時間は, 回転角度の増加に伴い遅延すると報告している. 反応時間は, 加齢やスポーツ実施などによる影響があると報告されている. このように年齢や表示角度に関するMR の関連については報告がみられているが, 視覚情報の入力に関与すると思われる眼機能(利き目) とMR との関係を報告した論文は少ない. したがって, 本研究では身体部位である手の回転画像を用いて,これまでに報告されてきたMR 反応時間と性差,利き手との関連に加え,利き目の属性との関連を検討することを目的とした. 【方法】本研究は群馬大学倫理審査委員会により承認された. 対象は103名の健常大学生(平均年齢20.9±2.2歳,男性51名,女性52名,右利き目者59 名,左利き目者44名) であった.課題は両手の画像が0°, 90°, 180°, 270°回転してある32枚の写真によって構成され, それらの写真がランダムにPC の画面に表示された. 被験者は画像を見て, それが右手なのか左手なのかをPC のキーを押すことで回答し,MR 反応時間と回答が記録された.統計解析は一元配置分散分析,独立したt 検定を行った.解析には統計ソフトIBM SPSS Statistics 20を使用し, 有意水準を5%とした. 【結果】MR 反応時間は, 回転角度の180°と0°, 90°, 270°間で有意差がみられた(p<0.05). 利き目では有意差がみられたが(p<0.05), 性別, 利き手では有意差はなかった. 【考察】MR 反応時間は性別, 利き手ではなく利き目と関連があることが示唆された. すなわちMR に関連する情報処理過程は利き目によって異なることが示唆された. 続きを見る
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論文

論文
岩崎, 希 ; 外里, 冨佐江 ; 岩崎, 清隆 ; 佐野, 真知子 ; 勝山, しおり ; 李, 範 爽 ; 亀ヶ谷, 忠彦 ; 小笠原, 映子 99247749b155232a6f2fb6070ec5a318
出版情報: 群馬保健学紀要.  29  pp.121-128,  2009-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />就労は,障害者のQOL(Quality Of Life)の向上に大きく影響するが,日本の障害者の\n雇用率の引き上げは伸び悩み, 雇用支援,とくに人的支援も遅れている。その人的支援の一端\nを担えるはずである,作業療法士の活躍は少ない。そこで今回,群馬県内の民間企業を対象に,\n障害者雇用に対する意見を調査した。その結果,企業は主に1)障害者個人の能力の把握,2)\n教育訓練の内容,3)環境調整などに不安を持っていることがわかった。それらの不安に対し\nて,作業療法士は1)障害者個人の能力を評価し,企業側に丁寧に説明する。2)訓練施設の\n職員と連携して障害者の訓練内容をアドバイスする。3)環境調整などの雇用管理方法をアド\nバイスできる可能性があることがわかった。今後は,作業療法士の雇用支援の知識を深め,積\n極的に介入していく必要があると考える。 続きを見る
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論文

論文
李, 範 爽 ; 酒井, 保治郎 ; 荒木, 祐美 ; 勝山, しおり ; 田中, 志保 ; 椎原, 康史 ; 永松, 一真
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.79-86,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />脳磁図を用いて選択的注意課題を行う時の視覚脳活動を測定した。被検者に2種類の色\nと形からなる4つの刺激を提示し,色と形の識別による ボタン押しを指示した。誘発磁場波形\nとボタン押しの反応時間を記録し,課題間比較を行った。その結果,全ての課題において刺激\n提示後100msと370ms付近で後頭葉の磁場活動が記録され,ダイポールとして第一次視覚野が\n推定された。また,ボタン押しの反応時間は350ms付近であった。ボタン押し後も後頭葉の活\n動が出現することが示唆された。 続きを見る
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論文

論文
勝山, しおり ; 石田, 純一 ; 酒井, 保治郎
出版情報: 群馬保健学紀要.  27  pp.87-94,  2007-03.  群馬大学医学部保健学科
概要: application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />半側空間無視の発症のメカニズムとして,注意障害説,表象障害説などがあるが,その\n本態は不明である。今回,パソコンを利用することによ り,定量化,統一化が可能となり,か\nつ半側空間無視の病態解明に応用できるのではないかと考え,基礎検討を行った。従来,使用\nされてきた線分二等分試験と等価なタッチパネルによる線分二等分試験法をVisual Basicで作\n成した。健常者39名を対象に両者を比較検討し,本法は従来法と比して,同等以上の信頼性が\nあることが確認された(p<0.05)。また線分上でマーカーを動かし中央を視覚認知させるプ\nログラム,マーカーを左端で点滅させ,注意を向けるプログラムも作成したので,半側空間無\n視の患者を対象に評価ならびに治療効果の判定などに応用していきたい。 続きを見る