1.

論文

論文
瀬山, 留加 ; 武居, 明美 ; 新井, 香 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  59  pp.351-356,  2009-11-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【背景・目的】がん患者の家族は, 患者と同様に現状や将来に関して悩み, 苦悩している. そこで本研究の目的は, がん患者の家族を対象としたこれまでの介入研究 の成果を集約し, Priority Symptom Management (PRISM) Levels of Evidenceの基準に従い分類しながら整理することで, 動向と今後の課題を明らかにすることである. 【対象・方法】データベースはPubMed, CINAHLを用い, 2000年~2009年3月を検索期間とした. 検索用語は, "family of cancer patient", "educational intervention" または "psychology intervention" と特定し, Nursing Journalで制限をかけ, 抽出論文にハンドサーチを加えた. それらを集約し, RopkaらPRISMを参考に, エビデンスレベルの分類を行った.【結果】分析対象論文は27文献であり, エビデンスレベルは高い方から順に, 1: 2件, 2: 8件, 3: 14件, その他: 3件であった. 【結 語】 Jeannieらの先行研究と比較すると, 2000年以降の介入研究では, (1)十分な無作為化, (2)アウトカムの測定に信頼性のある尺度を採用している, (3)家族をシステムととらえた介入モデルを描いている点で発展がみられた. 続きを見る
2.

論文

論文
桜井, 亜矢子 ; 狩野, 太郎 ; 神田, 清子
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  57  pp.169-174,  2007-05-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】医療廃棄物適正処理にむけて, 看護職員に対する学習会及び廃棄方法の見直しを行い, 排出量及\nび適正処理に対する知識の変化の介入効果を検討する. 【 対象と方法】A病院の看護職員64名を対象とし\n医療廃棄物に関する教育と, 廃棄方法の表示の工夫を行い, 今まですべての医療廃棄物を感染性廃棄物とし\nて処理していた廃棄方法を, 感染性廃棄物, 産業廃棄物, 一般廃棄物に変更した. これらの介入による効果に\nついて, 感染性廃棄物量や看護職員の知識の変化により評価した. 【結果】分別方法の知識を問う14点\n満点のテストの平均点が介入前9.0 (標準偏差(以下SD) 3.6)点から, 介入後10.9 (SD3.1)点に上昇した(p<\n0.001). また, 感染性廃棄物量の減少が認められた. 【結語】教育介入により分別方法の知識を高めるとと\nもに, 分別方法の見直しやわかりやすい表示方法の工夫により, 感染性廃棄物量を削減できることがわかっ\nた. 続きを見る