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論文

論文
竹吉, 泉 ; 吉成, 大介 ; 戸塚, 統 ; 戸谷, 裕之 ; 小川, 博臣 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美 ; 清水, 尚 ; 荒川, 和久 ; 須納瀬, 豊 ; 川手, 進
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.9-13,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】教室で行ってきた腹腔鏡下胃切除の術式の変遷と短期成績を提示し, 腹腔鏡下胃切除の有用性を\n検討する.【方法】2006年4月~2010年5月末までに 胃癌に対し当科で行われた腹腔鏡下胃切除116例を対象とし, 手術方法や成績について検討した.【結果】導入当初は幽門側胃切除, 幽門保存胃切除は腹腔鏡補助下で行い, 胃全摘と噴門側胃切除は用手補助腹腔鏡下で行っていたが, 2009年からは全ての術式を完全腹腔鏡下で行っている. 術後Stage IA, IBの短期成績はIAで77例中1例が他病死し, IBで18例中1例が再発生存中である. 完全腹腔鏡下胃切除32例の平均手術時間は338分で, 出血量は104g, 在院日数は10.9日で, 術後合併症は2例(6.3%)であった.【結 語】胃癌手術で腹腔鏡手術は年々増加し, 術式は変遷して現在は完全腹腔鏡下に行っている. 合併症は比較的少なく, 短期成績も比較的良好であるので, 今後標準手術となりうる可能性がある. 続きを見る
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論文

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竹吉, 泉 ; 吉成, 大介 ; 戸塚, 統 ; 戸谷, 裕之 ; 小川, 博臣 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美 ; 清水, 尚 ; 荒川, 和久 ; 須納瀬, 豊 ; 川手, 進
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  61  pp.31-35,  2011-02-01.  北関東医学会
概要: application/pdf<br />Journal Article<br />【目的】腹腔鏡補助下胃切除では, 術中に病変の局在を診断し, 適切な術式を決定することが困難である.そこで術前3D-CTの有用性について検討した.【方法】内 視鏡を用い病変にクリップで印を付けた後, 動脈相と門脈相のCTをO.5mm間隔で撮影し, 3D-CTを作成した.【結果】術前の3D-CTで胃周囲血\n管との位置関係まで含めた胃癌の局在が描出できた. 5mm程度以上のリンパ節が描出可能であった. また, 術式の決定(幽門側胃切除か幽門保存胃切除か)に有用で, 症例によっては胃切除の際の切離線決定に有用であった.【結語】3D-CTを用いれば至適な胃切除範囲・リンパ節郭清範囲を決定できるので, より安全かつ過不足のない適切な手術が行える可能性がある. 続きを見る