1.

論文

論文
須納瀬, 豊
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  64  pp.73-74,  2014-02-01.  北関東医学会
概要: Journal Article
2.

論文

論文
竹吉, 泉 ; 須納瀬, 豊 ; 平井, 圭太郎 ; 吉成, 大介 ; 小川, 博臣 ; 塚越, 浩志 ; 高橋, 憲史 ; 山崎, 穂高 ; 高橋, 研吾 ; 五十嵐, 隆通 ; 田中, 和美 ; 六反田, 奈和 ; 長岡, りん ; 時庭, 英彰
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.339-343,  2013-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景と目的】群馬大学大学院医学系研究科臓器病態外科学教室では,悪性度が低い尾側膵の腫瘍に対しては,脾臓温存尾側膵切除 (SPDP)を行ってきた.用手補助腹腔鏡下 (HALS)SPDPを経て完全腹腔 鏡下 (PL) SPDPに移行して 6症例行ったので,手術手技と成績について報告する.【対象と方法】対象は膵体尾部に発生した低悪性度の膵腫瘍である . PLSPDPを行った 6症例について手術の適応と手術手技について述べ ,手術時間,出血量,合併症,鎮痛剤投与量,在院日数等について検討した.【結果】手術時間は平均で 5時間 31分.出血量の平均は 302mlであった.術後の合併症として GradeBの膵液漏が 1例と虚血性腸炎が 1例みられた.術後疼痛緩和のための塩酸モルヒネ量は平均 12.6mgであり,術後平均在院日数は 21.3日であった.【結語】 HALSを先行導入してから PLに移行することで ,技術的に難易度が高い PLSPDP手技を大きな問題なく施行することが可能であった. 続きを見る
3.

論文

論文
竹吉, 泉 ; 小川, 博臣 ; 五十嵐, 隆通 ; 塚越, 浩志 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 憲史 ; 山崎, 穂高 ; 田中, 和美 ; 高橋, 研吾 ; 吉成, 大介 ; 須納瀬, 豊 ; 岩崎, 茂 ; 荒井, 剛
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.223-232,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景と目的】原発 GISTに対する治療の第一選択は外科切除であるが ,再発症例に対する積極的治療が GISTの治療成績向上に繋がる.2008年に GIST診療ガイドラインが示されてから,再発症例に 対する治療の原則はイマチニブの投与である .教室の再発 GIST症例を臨床病理学的に検討し治療法について検討した .【結果】男性 3例女性 4例の 7例で,平均年齢は 61.9歳であった.原発は胃 :1例,十二指腸 :1例,小腸 : 4例,直腸 :1例であった.リスク分類では中間 :2例,中間~高 :2例,高 :3例で,初再発は全例肝転移を伴い,再発までの期間は 14-77ヶ月であった.再発巣切除は 3例で,イマチニブ投与は 4例であった.7例中 5例が再再発または耐性になった.イマチニブを投与した 4例中 3例は耐性になり,1例はスニチニブに変更し 2例は局所耐性部を切除しイマチニブを継続した.7例中 2例死亡したが 5例は長期生存中である.【結語】 GIST再発ではイマチニブ投与が第一選択であるが,耐性になった場合,全身性の場合はスニチニブ投与 ,局所性では切除後イマチニブを継続投与するのがよい. 続きを見る
4.

論文

論文
Takahashi, Kengo ; Igarashi, Takamichi ; Miyamae, Yohei ; Tanaka, Kazumi ; Takahashi, Norifumi ; Hirai, Keitaro ; Tsukagoshi, Hiroshi ; Ogawa, Hiroomi ; Yoshinari, Daisuke ; Sunose, Yutaka ; Takeyoshi, Izumi ; 高橋, 研吾 ; 五十嵐, 隆通 ; 宮前, 洋平 ; 田中, 和美 ; 高橋, 憲史 ; 平井, 圭太郎 ; 塚越, 浩志 ; 小川, 博臣 ; 吉成, 大介 ; 須納瀬, 豊 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.261-265,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />Inflammatoryfibroid polyp (IFP)は非上皮性腫瘍様病変で胃に多く小腸には比較的まれな疾患である.今回成人腸重積症を合併した粘膜下腫瘍の小腸 IFPの一例を経験したので報告 する.症例は 41歳,女性.主訴は腹痛.2011年 9月頃より腹痛が出現し,近医受診を繰り返していた.下剤処方などを受け,経過観察されていたが, 2012年 1月初旬に腹痛が再度出現し,4日後に増悪し嘔吐も出現したため近医を受診して当院に紹介された.来院時臍右側やや上方に腫瘤を触知し,同部に圧痛を認めた. CTと USで腫瘤より口側の腸管拡張と腫瘤部での腸管の陥入像および同心円状の層状構造を認めた .腸重積と診断し緊急手術を施行した .開腹時, Treitz靱帯より 150cm部位の空腸に 40×40×30mm大の粘膜下腫瘍を認め ,これを先進部とする重積が認められた.重積部を含む約 25cmの小腸を切除した.術後経過は良好で 10日目に退院した.術後の病理診断では IFPの診断であった .現在 ,術後 1年 5ヶ月経過するが ,再発を認めていない . 続きを見る
5.

論文

論文
Igarashi, Takamichi ; Sunose, Yutaka ; Hirai, Keitaro ; Takahashi, Kengo ; Tanaka, Kazumi ; Takahashi, Norifumi ; Yamazaki, Hodaka ; Tsukagoshi, Hiroshi ; Ogawa, Hiroomi ; Yoshinari, Daisuke ; Takeyoshi, Izumi ; 五十嵐, 隆通 ; 須納瀬, 豊 ; 平井, 圭太郎 ; 高橋, 研吾 ; 田中, 和美 ; 高橋, 憲史 ; 山崎, 穂高 ; 塚越, 浩志 ; 小川, 博臣 ; 吉成, 大介 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.267-272,  2013-08-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は 74歳男性.C型肝硬変の診断で近医に定期通院中であった. 2006年 1月および 5月,肝 S3および S6の肝細胞癌の画像診断で,transcatheter arterial chemoe mbolizationおよび radio frequency ablation(RFA)を受けたが,その後通院しなかった. 2007年 8月,腹部膨満と食欲不振を主訴に近医受診, CT精査で右側腹部,横行結腸間膜に接する最大径 12cm大の腹部腫瘤を認め,精査加療目的に当科紹介となった.画像上 gas-trointestinal stromal tumor,malignant fibrous histiocytoma,血管肉腫,肝細胞癌腹膜播種等を疑った.腫瘤は単発であったため, 2007年 9月,腫瘤摘出術を施行した.病理組織学的診断は肝細胞癌腹膜播種であった. RFAが播種の原因と思われ,若干の文献的考察を加えて報告する. 続きを見る
6.

論文

論文
Takeyoshi, Izumi ; Hirai, Keitaro ; Miyamae, Yohei ; Ogawa, Hiroomi ; Tsukagoshi, Hiroshi ; Takahashi, Norifumi ; Tanaka, Kazumi ; Takahashi, Kengo ; Igarashi, Takamichi ; Yoshinari, Daisuke ; Sunose, Yutaka ; 竹吉, 泉 ; 平井, 圭太郎 ; 宮前, 洋平 ; 小川, 博臣 ; 塚越, 浩志 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美 ; 高橋, 研吾 ; 五十嵐, 隆通 ; 吉成, 大介 ; 須納瀬, 豊
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.119-124,  2013-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景と目的】 Virchow転移がある胃癌に対し化学療法を行い ,画像上 Virchow転移が消失した症例に対し原発巣を切除しているが ,この切除症例について手術の妥当性を検討した .【対象および 方法】 2005~2012年に , Virchow転移がある胃癌で化学療法後原発巣を切除した 4例を対象として ,臨床病理学的に検討した .【結果】化学療法は S-1を中心に 6-11カ月行い ,原発巣を切除し傍大動脈周囲リンパ節のサンプリングを含めたリンパ節郭清を行った .4例中 2例が深達度は mと smであり ,リンパ節転移はなく ,術後 4年 9カ月と 8カ月無再発生存中である .2例は ssと seであり ,リンパ節転移があり術後 1年と術後 8カ月で原病死した .【結語】化学療法後 Virchow転移が消失した胃癌の場合 ,長期生存が期待しうる .リンパ節は癌が消失しても原発巣には癌が遺残することが多いので ,原発巣は切除したほうが良い .病理学的にリンパ節転移がない場合 ,長期生存の可能性があるが今後の症例の集積が必要である . 続きを見る
7.

論文

論文
Hamano, Ikumi ; Tomizawa, Naoki ; Ogawa, Tetsushi ; Sakamoto, Kazuha ; Ito, Hideaki ; Kubota, Yutaka ; Sunose, Yutaka ; Takeyoshi, Izumi ; 浜野, 郁美 ; 富澤, 直樹 ; 小川, 哲史 ; 坂元, 一葉 ; 伊藤, 秀明 ; 久保田, 裕 ; 須納瀬, 豊 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  63  pp.153-157,  2013-05-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は 49歳,男性. 2008年 2月血尿と頻尿を主訴に泌尿器科を受診し膀胱頂部に腫瘍を指摘された.直腸癌膀胱浸潤の診断で当科に紹介となり,直腸前方切除,膀胱部分切除を行った.病理結果は高分化腺癌 (tub1) SI (膀胱),int,INFb,ly1,v0,N1,H0,M0,P0stageaで膀胱切除断端は陰性であった.術後 1年 9ヶ月で血尿が出現し,腹部 CTで膀胱底部から前立腺に連続する腫瘍を認めた.膀胱癌を疑い膀胱鏡による生検を行ったが生検結果は高分化腺癌であった.直腸癌の再発と診断し,膀胱前立腺全摘術,両側側方リンパ節郭清を施行した.摘出標本では前回の膀胱切除部は瘢痕組織のみで残存腫瘍はなく,それとは連続しない反対側の膀胱底部を中心に腫瘍を認めた.病理組織学的には腫瘍細胞は膀胱粘膜面からの浸潤増殖であり膀胱内播種による再発と考えられた. 続きを見る
8.

論文

論文
Takeyoshi, Izumi ; Sunose, Yutaka ; Miyamae, Yohei ; Hirai, Keitaro ; Yoshinari, Daisuke ; Ogawa, Hiroomi ; Tsukagoshi, Hiroshi ; Takahashi, Kengo ; Igarashi, Takamichi ; Takahashi, Norifumi ; Tanaka, Kazumi ; 竹吉, 泉 ; 須納瀬, 豊 ; 宮前, 洋平 ; 平井, 圭太郎 ; 吉成, 大介 ; 小川, 博臣 ; 塚越, 浩志 ; 高橋, 研吾 ; 五十嵐, 隆通 ; 高橋, 憲史 ; 田中, 和美
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.389-393,  2012-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />【背景と目的】教室では,悪性度が低い尾側膵の腫瘍に対しては,脾温存尾側膵切除(SPDP)を行ってきた.最近,肝・胆・膵領域で腹腔鏡下手術を導入し,SPDPを用手補助腹腔鏡下(HALS)で2症例行った ので,それ以前の開腹下でのSPDP 5症例の成績と対比して報告する.【対象と方法】対象は膵体尾部に発生した膵腫瘍である.HALS SPDPを行った2症例について手術の適応と手術手技について述べ,手術時間,出血量,合併症,在院日数等について以前の開腹SPDP症例と比較検討した.【結果】手術時間はHALS,開腹とも3時間弱で差はなかった.出血量の平均はHALSで97ml,開腹で190mlであった.術後の合併症としては各群1例ずつ膵液漏がみられた.術後在院日数はHALSで10.0日,開腹で13.6日であった.【結語】HALS SPDPは開腹手術に比べて低侵襲であり,完全腹腔鏡下手術に比べて操作性の自由度は高く,術者の負担は少ないため,手術時間の短縮や安全性の確保に寄与する術式である.特に今後腹腔鏡手術の導入を検討している施設にとっては有用な選択肢の一つとなりうる. 続きを見る
9.

論文

論文
Yamazaki, Hodaka ; Shimizu, Hisashi ; Sato, Hiroaki ; Toya, Hiroyuki ; Motegi, Yoko ; Sakamoto, Ichiro ; Aiba, Masaaki ; Tanaka, Toshiyuki ; Ogawa, Tetsushi ; Sunose, Yutaka ; Takeyoshi, Izumi ; 山﨑, 穂高 ; 清水, 尚 ; 佐藤, 弘晃 ; 戸谷, 裕之 ; 茂木, 陽子 ; 坂元, 一郎 ; 饗場, 正明 ; 田中, 俊行 ; 小川, 哲史 ; 須納瀬, 豊 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.399-403,  2012-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />Bochdalek孔ヘルニアは先天性横隔膜ヘルニアの中で最も頻度の高い疾患であるが,その大部分は新生児期に発症し,それ以降の発症はまれである.今回,高度肥満高校生のBochdalek孔ヘルニアの一手 術例を経験したので報告する.症例は15歳の高度肥満男性(BMI 35),2011年10月,嘔吐,腹痛が出現し近医を受診した.CTで胸腔内に胃,横行結腸,大網の脱出が確認され当院紹介受診となった.Bochdalek孔ヘルニア嵌頓の診断で,緊急手術を施行した.腹腔鏡下に手術を開始し嵌頓解除を試みたが,高度な肥満の為,ワーキングスペースや視野の確保が難しく,還納は困難であった.開腹手術に移行しヘルニア孔を縫合閉鎖し手術を終了した.術後経過は良好で術後13病日に退院した.現在まで再発は認めていない.本例は高度肥満による,慢性腹圧上昇が発症の要因と思われた.成人Bochdalek孔ヘルニアは稀な疾患とされてきたが無症状例を含めると潜在的には高頻度に存在する可能性がある.急変時の死亡率は決して低くなく,速やかに適切な治療を行う必要があると思われる. 続きを見る
10.

論文

論文
Arai, Masaaki ; Ochiai, Ryo ; Masuda, Jun ; Yamanouchi, Eigoro ; Sunose, Yutaka ; Takeyoshi, Izumi ; 新井, 正明 ; 落合, 亮 ; 増田, 淳 ; 山内, 栄五郎 ; 須納瀬, 豊 ; 竹吉, 泉
出版情報: The Kitakanto medical journal = 北関東医学.  62  pp.405-410,  2012-11-01.  北関東医学会
概要: Journal Article<br />症例は89歳,女性.平成22年2月横行結腸癌,肝転移に対し右半結腸切除郭清,マイクロ波凝固療法を施行した.高分化管状腺癌,pSS,pN0,pH1,Stage IVであった.術後は年齢を考慮し,化学療 法は行わず経過観察していた.平成23年12月,食思不振,腹痛,腹部膨満感が出現したため当科を受診し,イレウスの診断で入院した.イレウス管を挿入したところ症状の改善を認めたが,再びイレウス症状が出現した.イレウス管造影,CT,下部消化管内視鏡検査ならびにその際行った造影検査で,右上腹部に腫瘤性病変がみつかり,内視鏡検査中の吸引組織から癌が判明した.腹膜播種の小腸浸潤と診断した.ステント挿入は困難で,年齢を考慮すると,手術のリスクも高いため,磁石圧迫吻合術を行った.術後経過は良好で,全粥が食べられるようになり,外泊もしたが,退院間近の第42病日に誤嚥性肺炎で急変して亡くなった.大腸癌腹膜再発によるイレウスの超高齢者に,磁石圧迫吻合術を行った1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する. 続きを見る