乳癌術後患者における危機とエゴグラムとの関係

フォーマット:

論文

責任表示:

藤野, 文代 ; 森, 陽子 ; 大野, 絢子

言語:

日本語

出版情報:

群馬大学医学部保健学科, 1999-03

著者名:

• 藤野, 文代
• 森, 陽子
• 大野, 絢子

掲載情報:

群馬保健学紀要

ISSN:

1343-4179    

巻:

19

開始ページ:

91

終了ページ:

96

バージョン:

VoR

概要:

application/pdf<br />Departmental Bulletin Paper<br />乳癌術後における危機とエゴグラムとの関係を明らかにすることを目的として,乳房切除術を受けた患者90名を対象にして,危機の4段階について面接調査を実施し,さらにエゴグラムは郵送法にて調査を実施した。その結果,危機段階におけるエゴグラムタイプの割合はNP(養育的親)・A(大人)・FC(自由な子供)タイプに適応段階の割合が多く,CP(批判的親)・AC( … 順応した子供)タイプにおいて,適応段階の割合が少なくなっていた。また,パート職群・温存術群・家族癌経験群は適応段階の割合が多いことが明らかになった。本研究結果から今後の乳癌患者に対する効果的な危機介入が示唆された。 続きを見る