生活不規則が心身の健康状態に及ぼす影響の評価

フォーマット:
学位論文(AKAGI収録)
責任表示:
栗原, 久 ; 面川, 幸子 ; 山下, 喜代美
言語:
日本語
出版情報:
東京福祉大学・大学院, 2020-03-25
著者名:
掲載情報:
東京福祉大学・大学院紀要
ISSN:
1883-7565  CiNii Articles  Webcat Plus  IRDB
巻:
10
通号:
1-2
開始ページ:
49
終了ページ:
57
バージョン:
publisher
概要:
本研究の目的は、A大学の学生を対象に、生活不規則と心身の健康状態との相関性を検討することにある。対象者は大学生369人(男子136人、女子233人)で、201X年春学期開始の1回目授業(4月)と15回目授業(9月)に調査が行われた。質問紙「健康チェック票 THI」は心身・行動面の自覚症状に関連する130問の質問で構成され、質問に対する「はい」、「どちらでもない」、「いいえ」の回答に対してそれぞれ3、2、1点を与え、症状尺度得点をTHI解析ソフト(THIプラス_ver3)にて、 大規模コホート調査研究『こも伊勢調査:1933年』における成人男女それぞれ約6千人から得られた得点分布と比較し、12の健康尺度項目と4つの傾向値(判別値)のパーセンタイル値を得た。そして、生活不規則のパーセンタイル値と心身の症状パーセンタイル値との相関性を検討した。対象学生の特徴として、生活不規則で、情緒不安定、抑うつが強く、虚構(自己アピール)が低く、成人男女と比較して全般的に健康状態が良好とはいえなかった。生活不規則のパーセンタイル値と多くの症状におけるパーセンタイル値の間に正相関性があり、攻撃と虚構は逆相関性があった。同様な相関性は、4月と9月の調査におけるパーセンタイル値の変化でも認められた。一方、統合失調症傾向、通学時間とアルバイト時間との相関性は低かった。このような傾向について男女差はなかった。これらの結果は、生活不規則が心身両面の健康状態に対して何らかの影響を及ぼしていることを示唆している。 続きを見る

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